千葉には人の手の入ってない美しい海岸が幾つかあります。
その内のひとつ、御宿のすぐ北側に、60mの断崖絶壁に囲まれた約2kmの海岸線に幾つかのビーチがあります。
この海岸線にある釣師海岸と呼ばれるビーチには雨後にだけ姿を表す、60mの絶壁から垂直に落ちる滝があるのだそうです。
おりしも雨天の翌日、天気は曇りながらも気温は高く、午後からは晴れると、絶好の幻の滝日和です。所用を済ませた後、10時を少し廻った頃出かけてみました。
まずは永田あたりから白子海岸を目指して田園地帯を気持ちよく走りぬけます。
ビーチラインに突き当たったら右折。南下します。白子海岸付近で波乗り道路とランデブー。
日本三大岩船地蔵のひとつ千葉の岩船地蔵に到着。
波が荒いねぇ。危険な臭いがぷんぷんします。
釣師海岸手前の海岸。今日は潮が高く、波も荒く、ビーチが狭い。
ダメ元で一つ南の長浜海岸に行ってみることにしました。
長浜海岸へのアプローチはこの沼の隣の未舗装路です。
こんな感じ(笑)
200mほど行くと道路は封鎖されていて、左へ入る獣道があります。その看板(落石注意)。
獣道。幅30cmくらいかなぁ。
もうこの道がズルズル。しかも倒木が道を塞いでたりしますし(苦笑)
こういう道を300m?もっとかなぁ?行くと危険立ちトンネル内関係者以外入り禁止の看板が・・・。
そのトンネル。
トンネルの中。出口に向かって下っている上に泥水で滑りやすい。
出口。この瞬間は感動するけど「うみだぁ~!」って走り出さないように。なぜなら・・・
トンネルを出ると崖の上だから(笑)。下を向いてみよう。ロープがあるのでこれを伝って降りるみたい。
ここから先は写真なんて無理。降り切ってから、そのルートを見てみた。
ここが長浜海岸。美しい海岸です。遠くに滝が見えます。
今日は潮が高く波が荒いので、砂浜を波が覆い尽くします。
滝に近づけるだけ近づいてみた。
釣師海岸の方は完全に浜が水没していてアプローチできませんね。
やはりあの滝をみるには北側の海岸に降りて、引き潮の時に岩場を回り込むしかないようです。
来春まで、チャンスがあればもう一度挑戦しましょう。
みなさんに、全ての良き事が雪崩のごとく起きます。