3連休、天気が良いのに何かと雑用があって遠出できません。今日も家の雑用を片付けたらもう11時。今日はオイルとクーラント交換を考えていたのですが、クーラントまで交換するとなると昼飯を外に食べに行けなくなります。という事でサクッとオイルだけ交換。
ドレンボルトの磁石も掃除して、ワッシャというかパッキンというかも交換。ま、アルミのこの手のヤツは数回に1回の交換で大丈夫なんです。
「OIL CHENGE」のアラートを消しましょう。SELボタンを押しながらスイッチオンで3秒。走行距離もメンテナンスノートに記入。37285km。あ、前回エアフィルター交換してから1万kmだから交換しなきゃ。注文しておこうっと。プラグは番手を1つ上げたら絶好調。次回オイル交換時に交換ですね。
さて、メシメシ。今日は魚! という事で東金街道沿いの食事処「よかった」さんへ。ご覧の通りクルマがいっぱいの人気店ですが、1人なら大抵カウンターに座れますので、臆せずにGo!
ハマチを食べたかったのですが、ハマチばっかりだと飽きるので、ハマチ丼と同じ値段の真鯛丼とのハーフ&ハーフ(2色丼)を注文しました。混んでいても刺身系は早いですよ~。数分でサーブされます。
刺身の量に対してご飯が少し少なめ。ご飯は普通の暖かいご飯に少しタレがかけてあります。切り身が厚く鯛はもっちり甘い。ブリはこれでもかってくらいでかくて、トロットロ。小皿に醬油を入れてそれに刺身を付けて食べるんですが、ブリを付けたら醬油の表面に脂が浮きます。
お腹が一杯になったら、ちょっと高滝でも行こうかなっと思っていたのですが、目の前の大網街道が激混み。あっさり断念して前から行きたかった加曽利貝塚へ行ってみることにしました。
住宅地の真ん中にある巨大な緑地公園って感じなんですが、ここは東京湾最大の貝塚が眠る国指定史跡なんですよ。
一番近くのコンクリートの建物が北貝塚層断面閲覧施設。中は発掘された当時のまま保存されています。土の臭いが充満してるので嫌いな人はダメかも。
これは凄いですよ。2mくらいの堆積層ですね。これだけの貝がたまるって、どれだけ時間がかかったんだろう。それにしても見事に貝ばっかり。
そして次の建物がこの北側の貝塚の周囲にあった集落の住居跡が保存されています。
そしてここを出ると加曽利貝塚から発掘されたものを展示している博物館があります。入場料60円。入館時に申請すれば写真撮影も可能です。
小さな博物館ですが展示が充実していますよ。発掘された土器もいっぱいありました。
また展示の方法も良くって、発掘品の上に発掘時の写真と一緒に解説がありますので、情況が良くわかります。これは石棒なんですが、なんらかの神事に使われたのかな?
中には骨(さすがに人骨だけは模型でしたが)も展示されています。
面白いのが縄文人って働き者だったんですね。関節が年齢の割にはすり減っていたそうですよ。後、疫病なんかで一家が丸ごと亡くなったら、住居ごと埋めてしまったりしていたらしいです。
そうそう、貝塚って、我々は食べたあとの貝を捨てた場所って教わったけど、どうやら違うらしく、保存食用に貝を土器で煮て身を取り出し、干し貝を作る共同作業場にあるものだそうです。その干し貝自体、他の村落の食品とかと交換されたんでしょうね。そうでなければ、村が自分たちだけ食べる分ではこんなに大規模な貝塚なんてできませんもんね。
さて、最後に少しは馴れた所にある南貝塚層断面閲覧施設へ参りましょう。途中の芝生が剥げた地面からは貝が・・・。
ここは他の施設が味気ないコンクリートの箱なのに対して、ちゃんと塚の中に入って行くような構造になっています。
中の様子。北貝塚と違って天井までガラスが嵌っています。
貝塚のアップ。ものすごい量ですよね。
とまぁ、こんな所でした。ここはお子様がおられるなら一度来られた方がいいですよ。やっぱり生で遺跡が見れますから写真で見るのと違って、肌で縄文人の生活を感じる事ができます。
最後までよんでくださったあなたに、全ての良き事が雪崩のごとく起きます。