昨日のグルメ以外のお話を。まずはランチを食べた「ぽっぽの丘」。国吉駅から少し北側に行った小高い丘の上になぜか三両の鉃道車両が列んでいます。鉄っちゃんでなくても気になりますよね。
そこに繋がってそうな道を適当に進むと丘の麓にきます(2本道がありますが、どちらからでも大丈夫です)。そのまま丘を登ると萌えキャラの看板が出迎えてくれます。
どうやら車両毎に名産品やグッズを販売しているようですね。これは卵を売っている車両。北陸鉄道オリジナルのモハ3752なんだそうな。
そしてこっちがお馴染み銚子電鉄のデハ701。
中では銚子電鉄のサバカレーとか濡れ煎とかを売ってました。
そして売店で丼を注文して食べるのはこちら。いすみ鉃道のいすみ204。パンタグラフがないの分かります? いすみ鉃道は電車じゃなくディーゼル車、つまり鉃道だけども電鉄ではないんです。
なかはこんな感じ。
ぽっぽの丘のオリジナルグッズを販売してました。
そうそう、面白いのはこれ。なにか気づきませんか?
良く見てください。車輪がないでしょ。これ千葉モノレールの車両なんです。駆動系は横に置いてありました。
これらは自由に入ったり触ったりできるんですが、さらに一段高い丘の上には展示だけされている車両があります。青函連絡船ってじつは青函トンネルができる前は北海道と本州を繋いでいた鉄道だったって知ってます? こいつはその船に乗っていたブルートレインを牽引するDE1030です。
後ろにはちゃんと客車スハフ44形車両を牽いています。
他にもトロッコ車両など、鉄ちゃんや鉄子にはたまらない場所なんでしょうねぇ。
しかし、TKGは300円以下で出すとか、鹿肉や猪肉などのジビエを出すとかしないと、私的には誰かに頼まれれば案内しますけどってレベルですねぇ。
その後行ったクインズケーキは近くに来たら寄りたい場所ですが、近くって言ってももこんな場所なんですよねぇ(笑)
クインズケーキの後、友人宅に行く前にちょっと立ち寄ったのが、久しぶりのいすみ市田園の美術館(郷土資料館)。ここは美術館所蔵の作品もいいし、企画展もいいんですよ。しかも無料。
この日は普段は鉄扉で覗き穴からしか見えない大原の鉃造仏頭が展示されていました。これを見にわざわざ大原まで行ったんだよなぁ。江戸初期の県下で唯一の鉄造仏で関東の鉄仏の中でももっとも鋳上げがいいらしいけど、様式化されすぎて芸術的価値は低く、工芸製品としての価値の方が高いみたいですね。
そうそう、この美術館と言えば伊八の神輿。伊八の細かい彫り物がびっしりと彫ってある神輿が保存されているんです。
この日は時々公開されるこの美術館で保存しているのかな? 個人所有の欄間彫刻「波に鯉」も展示されていました。
その横には称念寺龍三体の図欄間彫刻の写真が展示されていました。明治の西洋彫刻家で天皇像を掘った大家、小倉惣次郎が「日本最優秀の龍」と賞賛した彫刻ですが、一般公開はされておらず、称念寺の檀家しか直接見る事ができないんですよねぇ。一度はこの写真の様に目の当たりに見てみたいものです。
この後は友人宅にお邪魔しました。
そうそう。マップルナビですが、最初のレビューで経由地の設定ができないと書きましたが、間違いでした。最終目的地を設定して、経由したい地点を表示させて「ここに行く」を選ぶと、目的地にするか経由地にするか聞いてきますので、経由地を指定すれば迂回路等にも使えますね。
最後までよんでくださったあなたに、全ての良き事が雪崩のごとく起きます。