モロモロ消耗品を交換することにしました。
まずはオイル交換とオイルフィルター交換。
いきなりドレンボルトを外すのではなく、
オイルの抜けを良くするために
最初にオイル注入口のキャップを外しておきます。
ドレンボルトを締め過ぎるオイルパンにクラックが入るとか
ネジを潰したらお金がかかるとかで不安な方は
油性ペンでボルトとオイルパンに印を付けておくと安心です。

ドレンボルトを緩めるのにスパナを使用すると
角がつぶれて外れなくなってしまう可能性があるので、
メガネレンチもしくはソケットレンチの使用が原則です。
ドレンボルトが緩んだなら廃油受けをドレンの下に配置し、
ドレンボルトを手で回していき、ネジ山が外れたところで一気に取り外します。
この時オイルは放物線を描いてけっこう遠くまで飛ぶので注意!

次はドレンボルトの左側、オイルフィルターの交換です。
3つのボルトを緩めるとオイルが垂れてきますので
廃油受けはドレンの下と両方にかかるようにしてください。

フタをはずすとオイルフィルターが見えますので、
ペンチなどでつまんで取り出します。

左が古いフィルター。真っ黒ですね。
古いフィルターの上にくっついているのがパッキン。
もう一つ大きなパッキンがフタの方についています。
オイルの汚れを掃除して、新しいフィルター、
パッキンと交換。組み付けます。
ドレンボルトにくっついているアルミパッキンも新品に交換。
と、ここで問題が発生! ボルトにパッキンが固着して外れません。
ドレンボルトをロッキングプライヤで固定し、
キリとドライバで隙間をつくり、ペンチでゆっくり回して外しました。
このパッキンを外すのに30分以上かかりました。

右が古いパッキン。左の新しいパッキンと比べると小さい。
サイズが合ってないのを無理やりねじ込んだ感じですね。
こういうのは自分で確認しないと気が付きません。
新しいパッキンをつけてドレンボルトを締めこみます。
ドレンボルトは可動部分でもなく、
負荷がかかる部分ではないので、神経質になる必要はありません。
私の場合、締めつけ具合は、パッキンが密着して固くなったところから
1/4回転ほど「ギュッ」と一息締め付けてやるだけです。
オイルピッチャーにオイルを入れてオイル注入口から注入します。
オイルは純正品。通常のオイル交換は1200ccですが、
今回はオイルフィルターを交換しているので1300cc入れました。
余ったオイルはビニールテープとシリコンラップでフタをして保管します。

オイルが入ったら、オイルレベルを覗き窓から確認。
しっかりフタをして2~3分アイドリングさせます。

アイドリング終了。覗き窓を見るとオイルがありません!
200ccほど追加しました。

続いてエアクリーナーとスパークプラグの交換です。
まずはシート下のカバーを外します。
赤い丸の所にピンがあります。

このピンはプラスドライバーでちょっと回すと
ネジの部分が浮き出ますので、それを引っ張って外します。

エアクリーナーケースがみえました。
赤丸の2箇所にネジがありますので、それを外します。
が、ここでまたしても問題が!
固く締まりすぎて普通のドライバーではネジを舐めてしまいそうです。
後でインパクトドライバーを購入し、
再挑戦することにして先に進みます。

左右にあるこのピンを抜いて、カバーを外します。
このピンはよくある真ん中を押しこんで外すタイプです。

カバーを外したら、プラグキャップが見えました。
ど真ん中の黒いのがそれです。

プラグキャップを引きぬいて、車載工具のプラグレンチを差し込み、
さらにラチェットを継ぎ足して回します。

右が古いプラグ。2極タイプですが、ちょっと白い?
左の新しいプラグはイリジウムプラグですので
1極ですが電極が細く花火はでかいらしい。

プラグを締めこんだら、プラグキャップは緩まないように
しっかり差し込みます。これが緩いとエンジン不調の元になります。
エンジンをかけてみましたが、
心なしかアイドリングが安定しているような・・・?
さて、カバー類を組付けてインパクトドライバーを買いにいきますか。
あっ、メーターの交換インジケーターをリセットするの忘れた。
最後まで読んでくださったあなたに、全ての良きことが雪崩のごとく起きます。
