10,000km消耗品交換 | ビッグスクーターのある生活

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スカイウェイブで房総を中心にツーリングする中年リターンライダーのオートバイライフ

昨日も少し走ったので10,000kmまであと少し、
モロモロ消耗品を交換することにしました。

まずはオイル交換とオイルフィルター交換。

いきなりドレンボルトを外すのではなく、
オイルの抜けを良くするために
最初にオイル注入口のキャップを外しておきます。

ドレンボルトを締め過ぎるオイルパンにクラックが入るとか
ネジを潰したらお金がかかるとかで不安な方は
油性ペンでボルトとオイルパンに印を付けておくと安心です。
$ビッグスクーターのある生活-ドレンボルト

ドレンボルトを緩めるのにスパナを使用すると
角がつぶれて外れなくなってしまう可能性があるので、
メガネレンチもしくはソケットレンチの使用が原則です。

ドレンボルトが緩んだなら廃油受けをドレンの下に配置し、
ドレンボルトを手で回していき、ネジ山が外れたところで一気に取り外します。
この時オイルは放物線を描いてけっこう遠くまで飛ぶので注意!

$ビッグスクーターのある生活-オイルを抜き

次はドレンボルトの左側、オイルフィルターの交換です。
3つのボルトを緩めるとオイルが垂れてきますので
廃油受けはドレンの下と両方にかかるようにしてください。

$ビッグスクーターのある生活-フィルターのフタを外して

フタをはずすとオイルフィルターが見えますので、
ペンチなどでつまんで取り出します。

$ビッグスクーターのある生活-新旧のフィルター

左が古いフィルター。真っ黒ですね。
古いフィルターの上にくっついているのがパッキン。
もう一つ大きなパッキンがフタの方についています。

オイルの汚れを掃除して、新しいフィルター、
パッキンと交換。組み付けます。

ドレンボルトにくっついているアルミパッキンも新品に交換。
と、ここで問題が発生! ボルトにパッキンが固着して外れません。

ドレンボルトをロッキングプライヤで固定し、
キリとドライバで隙間をつくり、ペンチでゆっくり回して外しました。
このパッキンを外すのに30分以上かかりました。

$ビッグスクーターのある生活-ドレンボルトのパッキン

右が古いパッキン。左の新しいパッキンと比べると小さい。
サイズが合ってないのを無理やりねじ込んだ感じですね。
こういうのは自分で確認しないと気が付きません。

新しいパッキンをつけてドレンボルトを締めこみます。
ドレンボルトは可動部分でもなく、
負荷がかかる部分ではないので、神経質になる必要はありません。

私の場合、締めつけ具合は、パッキンが密着して固くなったところから
1/4回転ほど「ギュッ」と一息締め付けてやるだけです。

オイルピッチャーにオイルを入れてオイル注入口から注入します。
オイルは純正品。通常のオイル交換は1200ccですが、
今回はオイルフィルターを交換しているので1300cc入れました。

余ったオイルはビニールテープとシリコンラップでフタをして保管します。
$ビッグスクーターのある生活-オイルとオイルサーバー

オイルが入ったら、オイルレベルを覗き窓から確認。
しっかりフタをして2~3分アイドリングさせます。
$ビッグスクーターのある生活-アイドリング前

アイドリング終了。覗き窓を見るとオイルがありません!
200ccほど追加しました。
$ビッグスクーターのある生活-アイドリング後

続いてエアクリーナーとスパークプラグの交換です。
まずはシート下のカバーを外します。
赤い丸の所にピンがあります。
$ビッグスクーターのある生活-シート下のカバー

このピンはプラスドライバーでちょっと回すと
ネジの部分が浮き出ますので、それを引っ張って外します。
$ビッグスクーターのある生活-ピンを抜くところ

エアクリーナーケースがみえました。
赤丸の2箇所にネジがありますので、それを外します。

が、ここでまたしても問題が!

固く締まりすぎて普通のドライバーではネジを舐めてしまいそうです。

後でインパクトドライバーを購入し、
再挑戦することにして先に進みます。
$ビッグスクーターのある生活-エアークリーナーケース

左右にあるこのピンを抜いて、カバーを外します。
このピンはよくある真ん中を押しこんで外すタイプです。
$ビッグスクーターのある生活-シートの前のカバー

カバーを外したら、プラグキャップが見えました。
ど真ん中の黒いのがそれです。
$ビッグスクーターのある生活-プラグキャップ

プラグキャップを引きぬいて、車載工具のプラグレンチを差し込み、
さらにラチェットを継ぎ足して回します。

$ビッグスクーターのある生活-プラグレンチ

右が古いプラグ。2極タイプですが、ちょっと白い?
左の新しいプラグはイリジウムプラグですので
1極ですが電極が細く花火はでかいらしい。
$ビッグスクーターのある生活-新旧のプラグ

プラグを締めこんだら、プラグキャップは緩まないように
しっかり差し込みます。これが緩いとエンジン不調の元になります。
エンジンをかけてみましたが、
心なしかアイドリングが安定しているような・・・?

さて、カバー類を組付けてインパクトドライバーを買いにいきますか。


あっ、メーターの交換インジケーターをリセットするの忘れた。


最後まで読んでくださったあなたに、全ての良きことが雪崩のごとく起きます。

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