下総ふれあい街道の史跡巡り | ビッグスクーターのある生活

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スカイウェイブで房総を中心にツーリングする中年リターンライダーのオートバイライフ

7月に行った下総ふれあい街道の史跡巡りで、
道が分からなくなって、途中頓挫して帰ってきた
残りの史跡を巡りました。

今回はYahoo!地図で詳細な場所をプリントし、
現在地を見失った場合を考えてカーナビも準備、
用意万全です。

今日は25度まで気温が上がるというので、
長袖のTシャツの上に夏用のメッシュの革ジャンを着ていたのですが、
日向は丁度いいですけど、日陰は少しひんやりしますね。
Tシャツ2枚重ねくらいが丁度いいのかしらん?

さて、1軒目は楽満寺。成田ゆめ牧場を目指して走り、
途中から細い道に入るのですが、その道を見落としたようで、
気がついたら先日訪ねた小御門神社に来てしまいました。

Uターンして分岐を探してゆっくり走ります。
小さな看板を見つけ、車がかろうじて通れるだけの
狭い農道を通り住宅の門扉みたいな入り口を見つけました。
$ビッグスクーターのある生活-楽満寺

バイクを止めて門を抜けていくとちゃんと仁王門がありました。
$ビッグスクーターのある生活-楽満寺

寺の建立は建暦2年(1202年)とありますが、
建物がいつの頃のものかは記載がありませんでした。
しかし、結構古そうな門ですね。

$ビッグスクーターのある生活-楽満寺

本堂です。妙にアンバランスに屋根が大きいですね。
お参りするときに気付いたのですが、
屋根を補修するのではなく、屋根の上に大きな屋根を重ねたんですね。
$ビッグスクーターのある生活-楽満寺

見た目のバランスだけでなく、建物本体への負荷も増えて
かえってよくないと思うんですけど、どうなんでしょう。


次は宇迦神社。前回訪ねた常福寺を中継して行きますが、
集落に入ったとたん道を見失いました。
なんとか常福寺にたどり着き、そこを起点に地図を見直します。

最短距離を行こうと進んだら、完全にあぜ道。
Uターンして別ルート。その道も車がすれ違えない狭い農道です。
道を見失わずたどり着きました。
$ビッグスクーターのある生活-宇迦神社

バイクを停め、鳥居の向こうを見るとなんと掘っ立て小屋!
念のため境内に入ってみます。
$ビッグスクーターのある生活-宇迦神社

写真には写ってませんが、私の後ろの方にはブランコや
鉄棒、滑り台などの遊具があり、完全に村の鎮守様の様相です。

境内の真ん中に盛り土がしてあることから、
ここが神事の場所なんでしょうね。

ひょっとしたら、神社には社殿がなくこういった祭場だけだったので、
(磐境(いわさか)・磐座(いわくら)などと呼ばれる)
ここはそういう場所だったのかも、と考え、とりあえず参拝しました。

掘っ立て小屋の格子戸を覗くと、その向こうに!?
$ビッグスクーターのある生活-宇迦神社

ちゃんと本殿がありました。するとこの掘っ立て小屋は拝殿?

$ビッグスクーターのある生活-宇迦神社
ちゃんと回廊のようになってますが、トタン板です(苦笑)
しかし、本殿は小さいながらも本格的で年代ものですね。
ここも屋根にトタンの屋根を重ねてありました。

最後は神崎駅の向こう側です。
10年以上昔、ドラマのロケ地になった四季の丘という
ニュータウンを通りすぎて到着。

$ビッグスクーターのある生活-並木神宮寺
並木神宮寺です。この小さな仁王門は文化財で、江戸中期の建立です。
普通の仁王門は仁王が入っている部屋がそのまま門柱というか、
屋根を支えているのですが、この仁王門は4本の柱が屋根を支え、
仁王はその柱にくっつく別の小屋に収まっています。
非常に珍しい形ですね。

それにしてもトタン屋根は残念です。
仁王門を潜ると、急な古めかしい階段が・・・

$ビッグスクーターのある生活-並木神宮寺

良い雰囲気ですねぇ。
階段を登って本堂にお参りします。

本堂も歴史ある建物ですが、やはり保存状態が良くなく、トタン屋根でした。
$ビッグスクーターのある生活-並木神宮寺

やはり、こういう文化財も街道の沿線にあるなど
目立つ場所にないと保存活動も費用があつまらないのですかねぇ。

残念ですが、一番初めの滑川観音が一番いい状態でした。

帰りはこの前エラーがでたETCの状態をチェックすべく、
大栄ICから東関道を通って帰宅しました。

もちろんETCは問題なく作動しました。
やはりETCカードのICチップが汚れていたんでしょうね。


最後まで読んでくださったあなたに、全てのよき事が雪崩のごとく起きます。


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