副業や起業を始めたいけど、

何をしたら良いのか分からない。

 

そんなあなたに向けて、

 

私が歩んだ

起業への道のりをお届けしています。

 

 

 

脳内お花畑モードで造りだされた

とっても、ご都合主義な

バラ色の未来。


この「バラ色の未来」を
木っ端微塵に砕かれた私は、

「もう、何もかもから
逃げるしかないんじゃないか?」。


そう追い詰められます。

 

 

一方で、

「じゃあ、逃げたからってどうするの?」

と言う自分もいて......。



この頃の私は、

「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、
逃げちゃダメだ」

と『エヴァンゲリオン』主人公の、
碇シンジくんのように
つぶやきながら、会社に行っていました。



そんなある日、

私は、1冊の本を読みました。


その本とは下矢印

 

 


この本では、
ポジティブ心理学の研究者である
ソニア・リュボミアスキー博士達が

幸せな人を観察して、研究して、
科学的に証明した

「幸福度を高める」ための
12の方法が、紹介されています。


その第1の方法として

「感謝の気持ちを表わす」

と書いてあるのですが、
この本を読んだときは、正直、

「ふん、ふん、なるほどね」

と思っただけでした。


ところが、数日後、

この「感謝の気持ちを表わす」という言葉が、
まるで天啓のように、私の前に
降ってきたのです。

なんて書くと、大げさですが......。

私にとっては、
本当に、それくらいの
衝撃を受けたできごとだったんです。


その日、私は、
いつものように「碇シンジくん」モードで
鬱々として、会社に向かっていました。


「隕石でも落ちて、
会社なんてつぶれてしまえば良いのに」

「あいつ、○ねばいいのに」

心の中は、真っ黒です。



でね、

ここで、ふと最近読んだ本の言葉

「感謝の気持ちを表わす」

を思い出したんですよ。


そして、私は考え始めます。

「あれ?

私って、もっと会社に
感謝しても良いんじゃない?」


と。


だってね、

痛いほど思い知ったとおり、

私は、会社の外に出たら、
自分の力では、
まだ1円も稼げないんですよね。


そんな私に、お金を払ってくれる
会社って凄くない?


当然のように給料をもらって、
そのうえ、文句とか言ってたけど、

私にそれだけの価値が
あると認めてくれるって、

ありがたくない?


仕事の対価とはいえ、
この給料のおかげで、東京へ行ったり
好きなことができるんだし、

そう考えたら、
感謝しかなくない?



こんなふうに考えたとき、

真っ黒だった私の心に、
一筋の光が差し込みました。



嘘みたいでしょ?

私もそう思います(笑)。



私は、
不思議体験とかは、あまり信じないので、
今、冷静に考えると、

「ただ、会社を辞めなくてもいいような
理由をこじつけた」

だけかもしれません。


でも、この時、

「温かい気持ちになったのは、事実かな」

とも思っています。



こうして1冊の本に救われ、
「逃亡」を思いとどまった私。

 

 


私の起業までの道のりは、
まだまだ、つづきます。



次回をお楽しみに~ルンルン