311の昨日は、15年前にタイムスリップ。
思い出の地にて、お世話になった方にお別れして来ました。
当時、まだサーフィン初心者で右も左も分からない小娘を、クルーの1人として迎え入れてくれた方。
私に「サーフィンはスタイルだよ」と教えてくれた人。
当時、がむしゃらになって波と格闘していた私にとって、その言葉は、衝撃ともいえる言葉でした。
「ス、スタイル⁈」
石田さんに言われた、その一言とともに、私は新たにサーフィンを捉え直し、海と関わるようになったんだよね。
実際、カリフォルニアのみんなと海に入ると、スタイルがあってかっこ良かった。
そのセンスは、海の上で、ズバ抜けてた。
私は、そんな人達に囲まれて、海での日々を過ごしてたんだよね。ほんと、最高だった!
石田さんとの出会いと、カリフォルニアでの日々は、私のその後の人生をガラリと変えるほどのインパクトに満ちていた。
カリフォルニアで働かせてもらったのは、ほんの一瞬だったけれど。
その短い間に、たくさんの本物に出会えた。
人も、物も、最上級にして最高級。そして、何事においても最先端だった。
だって、ここから全てが始まったものね。
石田さんが創り出したあの空間、あの場所から。
藤沢の路地裏にあるあの場所で
ジョージ・グリノウに出会い、ニーボードというジャンルとサーフムービーの始まりを垣間見て、ドナルド・タカヤマやスキップ・フライなどのレジェンドが作る美しいボードを知り、ジョエル・テューダーの創り出す、サーフボードとサーフィンの新しい可能性に出会った。
ここで吸収したエッセンスが広がって、サーフカルチャーを追うこととなり、ライターとして世界各地を旅したんだよね。
カリフォルニアには、今でも私にとっては特別な場所。あの時あの場所で派生した出会いも、私にとって、かけがえのない宝物だ。
思いのままに、ワクワクを追いかけて生きるから!
どうぞ光とともに、見守ってて下さいね✨