いやいや
私なんか
美智子 みたいに 口が立たん から
決定的な証拠 が無い限り
勝てる喧嘩しかよーせんわ
お局アイドル とは 喧嘩出来ても
美智子先生 には かないません
いやいや
ワシの喧嘩は 今日から
始まったばっかりやしな
今日は とりあえず
挨拶がてらに 宣戦布告 してきたで。
しか〜〜し
さすが お局アイドル
ワシの場合
仕事のキャリアは
まだまだ負けるからよ
巧妙な ババアの手口 に
歯が立たんかった
実はこの間から
ワシ の パレット が無くなりよった。
ここのバイト先は
各自で荷物を管理する
自動倉庫とは
荷物の立体駐車場 みたいなやつ。
しかも この時に使うパレット は
何でもかんでも業者から引き受けた
ここのバイト先が 管理してる
バーコード付きのパレット が 必要。
そんな貴重な
バーコード付き MYパレット が
最近無くなりよった
↑ある意味これは
ここで働く人間にとっては 死活問題
常に自分のバーコード付きパレットが無いと
次から次に来る荷物が 片付けれんから
仕事が
はかどらん
なので
空 のバーコード付きパレット を
常に吐き出す
別チームの人間 と仲良くならなアカンねん。
↑これは
かれこれ 9ヶ月 も働くと
そんな 別チーム の貴重さも分かってきて
この人はパレットを頻繁にくれる良い人
この人はパレットくれないケチな奴
↑大体 目星 もついてきて
最初は何も知らんかったけど
パレットを吐き出す人に対しての
先輩達の立ち振る舞いを見よう見真似で
毎日コツコツ真似ながら
やっと覚えて
ようやく手に入れた貴重な MYパレット が
自動倉庫から パクられとった
しかも本来なら
どーしてもパレットが無い時は
小姑 に「パレット下さい」言うたら
調達してきてくれる
しかし↑これは
かれこれ 9ヶ月も働いて言うたら
私の中では 負け になる
「9ヶ月も働いて
パレットすら自分で調達出来ない
出来の悪い人間 笑笑」
↑不名誉なレッテル張られる
そんな 貧乏クサい働き方
↑絶対したくないから
自分なりの ブレーン 見つけて
自動倉庫にコツコツ 貯めてた
MYパレット
それが パクられとった
しかも その犯人 は
お局アイドル
キレてええやろ?
だから今日
言い返したってん…
「しんどいわ」
「しんどいわってなによ!!」
「もーーさ
私の事が嫌いなら言うて下さいよ笑」
「なにがなにが!?」
「この間から 大人気ないやん」
「一体なんの事?!」
「自分、私のパレット
パクってるやろ?」
「!!?」
「パソコンのデータ調べたら分かってん」
「なんのデータよ!?」
「私がそんなん知らんとでも思ってた?」
「なんの事よ!!」
↑本気出したら
パソコン操作でパレット パクれる
↑カラオケで例えたら 割込み みたいな行為
↑もちろん誰がパクった? ←証拠も分かる
↑しかしこの証拠は
業務上ここでは書けない
私はその証拠を全部伝えた
すると、お局アイドル は
別の切り口で言い返してきた
でも、その切り口は
熟年キャリアにしては
ど素人がやるような言い訳で
キャリアの立場にしては
ありえへん 言い訳やった
「もーーええ、もーーええ
そんなん言うなら
とことん勝負しませんか?」
「私、ホンマにパクってないし」
「もーーそれはええですわ」
「ええ事ないわ!!」
「そんなにムキにならんでええしな」
「なってないし!!」
「とりあえずもう ヤメて 下さいね」
「なんなん!? なんなん!?」
↑とことんバックれとった
でも、バックれながらも
ごっつい 目が泳いでた。
私はそれを見逃さん…
目は口ほどに物を言う とは
おまえの事やと思ったで。