ここ数年は特に自然災害が増えている実感がある。

災害や事故といった災難が起きてニュースで報道されたり、時によっては直接目撃してしまうことがある。
人によって反応は違うと思うが、私は「見たくない」「知りたくない」と思うと同時に吸い込まれるかのように「どうなった?」「なになに?」と歪んだ好奇心のようなものが芽生えてしまうことがある。

起きてしまったことを後から避けることはできないし、
私は医師でも救急隊でも自衛隊でも力持ちでも、なんでもないので、私に出来ることはなにもないことが多い。
ネガティヴニュースをあまり見てしまうと、影響を受けて私の波動も下がってしまうということを分かっていても、どうしても気になって見たくなってしまう。
野次馬になってしまう。
どこか興奮しているようでもある。

最近の九州の豪雨災害も報道に食いついて、お家が流されたり病院が浸水してしまったり、多くの人が亡くなっているニュースを見て、心が痛み涙が出てる。
募金は集まっても、コロナのせいで、復興のためのボランティアが集まらなかったり、業者さんも動きにくくなってしまって、さらに胸が苦しくなる。

世の中で起きていることを知ることは大事だが、このニュースを見過ぎて私までもネガティヴになっていては火に油をそそぐようだ。
車や建物や、時に地球が爆発して破壊されていくアクション映画に惹かれる惹かれることも一緒かもしれない。
何かが壊れたり誰かに負傷して面白いとか楽しいとか、これっぽっちも思わないし、むしろ起きて欲しくない!

ならば、どうして興味を持ってしまい、見たくなってしまうのか?

ある人が言うには、、
このような出来事では創造の取り消し、パソコンのソフトでよくある「元に戻す」ボタンが押されているようなことが起きている。
私たちは何かが破壊されること望んでいるのではなく、そこに新しいより美しいものが生まれたり、創造されることを望んでいるとのこと。
そこにある新しい可能性、ポテンシャルに惹かれていて、その心の現れであるという。

世の中は破壊と再生の繰り返し。
3.11も、アメリカでトランプが大統領になったことも、香港での暴動も、オーストラリアでの大規模火災も、コロナのパンデミックも。
どんどん破壊が加速しているようにも見えるが、全ては新しい世界が生まれるためかもしれない。
世界規模のアセンションが起きているとも言われている。

不安や心配がかき立てられ、下降スパイラルに吸い込まれやすい状況が続いている。
そこで、立ち止まって、深呼吸をして、心を落ち着かせる。
今、私にできることをする。
ネガティヴになりやすい時こそ、あるものに感謝する。
楽しいことは思いっきり楽しんで、世のハッピーに貢献する。
お花や蝶々、自然の美に心を癒やしてもらう。

ポジティブを少しでも増やすことによって、
創造や再生が起きる時に、それが愛あふれる、美しい、ポジティブな創造になることに貢献しよう。
一歩ずつ、真実の愛や平和に近くために。
より良い世の中に向けて。