先月は、入試の開示というものが郵送されてきました。
昨年のような不合格の場合は、合格発表後にすぐに郵送されてくるのですよね💦
そこで、「全く力が及ばなかった」とか、「あと数点差だったのに」 ということが全て
わかります😅
今年の得点は、全体に合格者平均点より上回っていました
初心に返りもう一年勉強した結果です。
しかし、一つ間違えれば、不合格にもなったかもしれないのです。
現に、共に同じ目標に向かって、勉強を頑張ってきたお友達は、とても優秀で毎回、A判定だったにも関わらず、今回叶いませんでした。
海君よりも数学はいつも点数が上でした。
明暗を分けるかのように、
こんなこともあるのです。
でもお友達は数学が飛び抜けて優秀なので、既に新しい目標に向かっているそうです。
そこで、入試を振り返りたいと思います。
二次試験初日は、国語、数学です。
この数学と言う科目は、理系にとって一番の得点源です。
これができなければ命取りと言ってよいほどですが、海君ももちろん毎回数学ができるわけではありませんでした。
昨年は初日に数学が完答すら皆無に等しく、初日から撃沈していました。
そのため後に引きずり、二日目も思うようにできなかったようです。
数学の中でも取り分け得意不得意、向き不向きのものがあります。
入試も、もしこの不得意の問題ばかりに当たってしまったら、点数は当然上がることはありません。
今回、数学の問題を見た時に、数学的センス、思考力が試されるような、ひらめき問題には、専ら弱い海君にとって、ほぼ得意な分野ばかりだったそうです🍀
忍耐強く長時間の計算を続けるような集中力が必要な問題。
問題を解いているときに、あまりに嬉しく、涙が出そうになったそうです
数学を終えて4完半行けた と自信を持って言っていました。
やはり、運と言うのは人生で重要なものかもしれません。
先月の新聞に、eisu最高執行責任者でいらっしゃる伊藤奈緒さんの今年の入試についての
教育コラムが掲載されていました。このような分析とお言葉に共感できる部分も多く、身の引き締まる思いをしたため、こちらに引用させていただきました。
■~引用~■
~2021新大学入試を振り返って~
初の大学入学共通テストにコロナ禍も相まって前例のない状況で行われた新大学入試。結論から言うと、
受験生の実力が情け容赦なく試された入試でした。
◆コロナ禍で学習が遅れた人に配慮した入試になるかと
思いきや、共通テストでは試行テストや模試の枠を超えた出題が見られたり、難関国公立大学二次試験は
教科・科目によって難化したりするなど、特別な配慮や救済もなく、結局、前例のない事態に対応できる本物
の学力を持った人が勝ち残った感があります
◆3カ月間の休校期間中、学校に頼らず履修内容を修了した人や、
大幅に前倒ししたカリキュラムがウリの名門私立中高一貫校の生徒が強かった。そもそも難関大学受験は、
状況に左右されない本物の学力が問われる世界。今年の入試はそれを鮮明にしたに過ぎません。
◆周囲に同調し、与えられた課題をこなせば何とかなる状況では目立たなかった個人の実力差が、非常事態に直面して露呈してしまった・・・。厳しいですが、入試だけでなく社会全体でも同じことが言えます。そんな今こそ、本質を見極めて行動しましょう。
■~引用終わり~■
最後の方の「入試だけでなく社会全体でも同じことが言えます」という文に、思わず考えさせられました。
この厳しい現在の世の中で生き抜くために入試だけに限らず社会に出てからどんな状況の中でも、対応
できる能力を身に付けていく強さが必要なのかもしれません。
先月、緊急事態宣言が出る前に散歩に行き撮影したものを送ってもらいました。
早朝は人も少なめです。
ハチ公前に人がいない状態で写真が撮れたのは感動です!