今日は、命についてふれたいと思います。

長いですが、どうぞ最後までお付き合いいただけますとありがたいです。

蝉の声が忙しなく鳴くこの季節になると、昨年の夏を思い出します。

夏休みにとても悲しい出来事がありました。

息子君の友達が突然天国へと旅立ちました。

まだ誕生日を迎えていなかったのでわずか17歳です。
過去のブログにも綴りましたが、私自身もあまりのショックで一週間まともに家事が手につきませんでした。
大切に大切に育てた我が子との予期せぬ突然の別れです。
今でもこれを書いていると涙が溢れ出て止まりません。

もちろん息子君も同じです。そして周りのお友達も、多くの皆んなが学校が始まってからも悲しみの日々を過ごしました。

友達は、1年生と3年生にもご縁があり、同じクラスで、仲良くさせていただいていました。
英語では、隣同士だったり、時々LINEをくれたりなど、そんな関係です。

私のこのスマホにも、LINEの記録は残されています。消去は、今は考えていません。

なぜ、私のスマホに息子君のお友達からのLINEがあるかと言うと、高3の夏までスマホを持っていなかった息子君に、それまでは、私のスマホを貸してLINEをほぼ使わない私のを息子君の名前で使わせていたからです。高校生となると、連絡はほぼLINEのため、何かと不便で、そうしていました。

もちろん、息子君に届いたものは、LINEを開かずに、友達から来てるよ!と渡していました。

そしてそのお友達は、私にとってよく見るお名前で、またLINE来てるよ!と息子君に良く言っていたもので、私も自分の友達かのように勝手な親しみを持っていました。

ある時、そのお友達が亡くなった連絡を受けた事で、信じられない気持ちでいっぱいでした。

息子君とは1年の文化祭では、同じグループになり一緒に活動して、その頃から名前も良く聞いていました。

私はたまたま仕入れたばかりの生花が、白と紫のトルコキキョウだったため、無我夢中でお花をアレンジメントにしました。
それを息子君にお通夜に持たせました。
帰宅した息子君は私がどうだった❓と声を掛けると、「亡くなったようには見えなかった」と一言言って声を詰まらせるように自分の勉強机に座りました。その背中は泣いているようでした。

翌日は、私も告別式に参列しました。
私が持たせたお花は、お友達の枕元あたりの祭壇にお供えいただいていました。
一瞬だけお顔を拝見すると、それは優しい安らかなお顔で少し微笑んだように眠っているのです。

でも、まともには見られずに、すぐに涙が溢れて視界が曇りました。
そばを離れない御母様と同じく、我慢している子供達よりも泣いていたかもしれないと自分でも思いました。

ご家族が写真を欲しがっていらっしゃるとお聞きして、息子君も思いあたる限りの写真を探しました。私も一年生の時の音楽発表会の動画がパソコンに入っている事を思い出しました。

映像を観ると、お友達がカメラに向かって、2分にわたり、イタリア語で歌を歌っている姿がはっきり映っていました。その姿は、ほっそりと爽やかで、まさに素敵な好青年。
歌もとても上手です。

息子君から聞いたことは、お友達は、誰からも好かれ、皆への気遣いも素晴らしく、優しい性格で友達も多かったそうです。

見た目からも想像がつきました。

そして御母様も同じく、心遣いの素晴らしい方で、受験前には、湯島天神の合格祈願の鉛筆をクラスメイト全員にお贈り下さいました。

今年に入り、お友達のお参りをするためにご自宅に伺って御母様ともたくさんお話ができました。

小さい頃からのお写真や文集なども見せていただきました。

何に悩んでいたのかは、誰にも未だにわかりません。

私は天国へ無事に辿り着けますようにと願いを込めて、プリザーブドフラワーでお花を作り、お持ちしたところ喜んでいただきました。

お花は、お友達のイメージで爽やかなブルー。

パールは天国への橋

ゴールドの蓮根は、蓮をイメージし、お釈迦様の象徴。
天国の場所に見立ててみました。

羽は天使の羽を表し、天国へ導いてくれるように。








お友達が行きたかった大学、
残念ながら息子君は合格できず、残念な報告をお母様にする事になってしまいましたが、お友達の夢も背負って再び挑戦します。

不思議な事も多く、息子君がもしも合格したらと考えて見つけていたマンションが、お友達のご自宅と全く同じ部屋番号でした。

不合格になった後に、そのサイトを見ると、そのマンションはずっと合格発表まで残っていたのに、消えていました。

なんだか、お友達がずっと応援してくれていたように思いました。
勝手な思い込みをしてしまいごめんなさい🙇‍♀️

お友達の卒業証書は、クラスメイトがとても気がつく子で、先生にお願いに行き、手作りで皆と変わらない本物の卒業証書をお母様に渡しました。

届けに伺うと、美味しい沢山のお料理をお腹いっぱいご馳走になり息子君も帰ってきました。
お母様にお聞きすると、お友達の大好物のお料理ばかりだったそうです。
代わりに食べてもらえて嬉しかったと、そう仰っていました。



先日の、三浦春馬さんの突然の訃報は大変ショッキングでした。
有名な素敵な俳優さんですからお名前は、ずっと前から知っています。
先日、フジテレビで放送された映画の、




「コンフィデンスマン
JP ロマンス編」


こちらを初めて観ました。


この時思いました。

落ち着きのある上品でしっとりとした雰囲気、憂いのある黒い瞳、

あまりの素敵な三浦春馬さんに、この役は彼にしか演じられない役だと思いました。


本当に残念で仕方ありません。

多くの方が、彼の死を惜しんだに違いありません。

生きられる命があるのなら、なぜ自ら命を絶ってしまうのか。


今の現実を逃避したいほど、辛い何かがあるのかもしれません。きっと苦しくてご本人にしかわからない気持ちを抱えていらっしゃるのかもしれません。


しかし、それ以上に、これから逃れられない悲しみや苦しみと共に一生過ごしていかなければならない残された家族、友達、周りの人がいる事を忘れてはいけないと思います。


もうすぐ、お友達の死から一年が経ちますが、考えるとまた辛くなります。

息子君に話すと、少し暗い表情になるのが伝わります。思い出すのは、同じです。


でもご家族は、もっと辛く苦しいのです。


三浦春馬さんの事を色々なワイドショーで聞きましたが、お友達にも共通するものを見つけました。


人にも好かれ、優しい性格から常に周りに気遣いし過ぎてしまわれるところです。

頑張りすぎて、完璧主義なところもです。


人の事を考えられるって素晴らしい事ですが、まずは自分を大切にしないと疲れてしまうと思います。結果、人を悲しませる事になるなんて、この時には思ってもいなかったのでしょうね。


ご本人の気持ちを知るはずもない私などが、また勝手な事を書いてしまいましたが、やはりご本人にしかわからなかったからこそ、周りが辛くて仕方ないのだと思います。

気づいてあげられなかった事に周りがそれぞれ悩み、悔やむのは同じです。


命ある限り大切に生きなければならないのが、

私達の使命なのですから。






話は変わり、春先に、


「千成ひょうたん」と言うのを購入し大きめの植木鉢に植えました。


それは見る見る育ち、アーチにツルを巻き付け、最近は白い花まで咲かせました✨🍀





それが、一昨日の事、



根こそぎ抜かれている

ガーンガーンガーンガーンガーン

犯人は、旦那様でした‼️


なんでこんなことしたのかは、わかりませんが、
意地悪ではなく、うちにやたらツル植物が繁殖していて、とにかく色々なところにツルを巻きつけているのです💦

恐らく、間違えて抜いたのでしょうえーん

まあ、そうゆーことにしときます😌


そこで、旦那様、抜いたやつ

これ❓

って持ってきたのはいいけど、その日は猛暑。

日中の何時間もの間、抜かれて放置されてたわけで、当然無残な状態。

それを急いで植木鉢に戻しました。

葉は、ほぼ萎れています。

そこへ息子君登場!

急いで水かけて‼️


と、びたびたになるほどに全体に水をかけて、応急処置。



回復するだろうか?



息子君は、以前しおれかけた植物の命も移植をして救っているので、今回もなんとかなると思ったようです。

その日は、予断を許さない危篤状態でした。

そして、今は、毎日息子君の指示通りに、見守っている状況。






今は、葉が2枚だけ、広げるまでに回復しかけています。




どうなるのか、このまま枯れてしまうのか、今後も、看病して頑張って見守りたいと思います。

植物も大切な命ですから。





それはそうと、旦那様には不運な出来事が💦



この千成ひょうたんを抜いた直後、


どうやら


アシナガバチに腕を刺されたらしい滝汗


今日は、腕が真っ赤になって

パンパンに腫れ上がり


やっと病院に行きました🏥


千成ひょうたんは、いわれがあり、

豊臣秀吉さんの、馬印だそうです🐎

そのため、旦那様にも植えたときに、話したはずが、聞いていない。


私はどんなひょうたんになるのかとても楽しみにしていたと言うのに。


もうこれは、


豊臣秀吉さんの


タタリじゃ〜笑い泣き

と言うしかありませんねガーン


このひょうたんの、その後も、ご報告できればと思います🍀