ピアノが我が家に来て5年少しになります。
そのピアノも、毎日のように年数が経つにつれ酷使され続けています。
ピアノが新品だったので、
「最初は暴れると思いますが、1年くらい経てば落ち着いて調律も1年に1度になるはずです」
と言われていたのですが、うちのピアノ未だに購入してから1年に2回~3回調律しています。
使用頻度が多いというのはもちろんですが、海君が音に敏感なのもあり、調律してもすぐに音が狂っていると言います。調律師さんも、調律に来られるたびに相当の狂いがあるとおっしゃり、かなり時間を掛けての作業になります。
前回の調律が9月でしたが、その2ヶ月後にはもう音が狂い初めたようですが、
普通はそんなに頻繁に調律しないものなんだよと言い聞かせ我慢させて弾かせていました。
コンクール前は何時間も弾くことも多いのですが、調律師さんから、個人の家でこんなに速いペースで消耗しているピアノは見たことがないと言われました。
最初はキラキラした華やかな音色だったのに、最近は音も随分悪くなっているようです。
その中でも特によく弾いている箇所のフェルトの摩耗が激しく、前回の調律時に鍵盤のがたつきがややあるのでそれを直すのと、ダンパーフェルトの交換をした方がよいといわれました。それにはピアノを1週間も預けないといけないということになります。
しかし、ずっとコンクールでピアノが一日でもないと困り、ピアノを弾かない日がないため、そんな中で1週間弾かない日を作る方が難しかったのですが、ようやく決心しました。
今日、しばしピアノとお別れです
海君にとってもこんなに長い間ピアノを弾かない日が来るのは初めての事になります。
戻ってきたら、以前のような煌びやかな音色を取り戻してくれるのかまだわかりませんが、
楽しみに待ちたいと思います。