ショパン国際ピアノコンクールの全国大会に行ってきました。
中学生部門は体型から見た目からとてもばらつきがあります。
もう高校生に見えるような大人っぽい子からまだまだ初々しい童顔の子までさまざま。
海君は年明けの中学での頭髪検査のため、年末床屋で短くカットをしたら前髪ぱっつんになりますます幼い顔になりました。
演奏には関係ないといっても、なんだか髪型一つで演奏にまで影響があるような気がしてしまう。
コンクールでショパンを大人っぽく弾けるのだろうかと心配になりました。
そして当日、渋滞にも大雪にもならず4時間前に到着しました。
先ずは毎年来ているお気に入りのお店で昼食です。
練習室も無事に入り早速練習を始めましたが、全部屋自動で空調設備があるのかと思っていたところ、なんだか段々寒くなる。練習している海君の手も冷えてきました。
今までこんな事を気にしたことなかったのに、
暖房って効いていないのかな?と部屋中見渡すと、上についていたのはクーラー?のようなもの。下にあるのがそうかと思ってつけてみたけど、涼しい風がでるだけで空気清浄機らしかった。
どうしよう・・・。
とにかく残りの30分は、ジャンパーを着込んで練習を続けました。演奏直前に手が冷え切ってしまいました。
まさかこんなことが起こるとは。
そう言えば、午後からの練習室にしては、この部屋は誰も使っていなかった部屋でした。
なので大学の管理の方も気づかれなかったのだと思います。
演奏前にはまた直前練習というものがほんの数分あり、そこは今度は暑すぎるくらい暖房が効いていました。
今まで冷えた分ここでのわずかな数分で手が暖まりました。
なんとか本番の演奏を終え、結果は2日後。
昨日ネットから結果を見ました。これも本当に怖かったのですが、上から順番に見ていくと、全然名前がなく、下の方でやっと発見。ギリギリ奨励賞に入れていただけました。
アジア大会に進めることになりました。
海君はこの結果にすごく落ち込んでいました。もちろん誰でも上の方に入賞したいので一生懸命頑張ってきたんですよね。
でもこれも現実なんだから仕方ないことなのです。
それに向上心を持つことは良いことなのかな。
次回のアジア大会、自分らしい満足できる演奏で精一杯頑張ってほしいと思います。