日本クラシック音楽コンクールの予選を受けました。
このコンクール男女別なんです。しかも、ほとんど予選は通過するとの噂で会場に行ってみると、ぶったまげました。女子の演奏が始まっていて、ロビーで音だけ耳を澄まして聴いてみると、大曲ではないですか・・・。他の子も、その他の子も。しかもどの子もノーミスで完璧。
どうしよう。
少し動揺してしまい、普段は直前にメールなど打ったことなどないのに、先生にメールをしてしまいました。
「大変です。皆さん難しい曲を弾いてて、こんな簡単な曲で大丈夫なんでしょうか?」
ちょっと場違いの気がしてしまいました。すると、先生からは辛口コメントのご返答。「k君はなめていたのかしら?猛練習と言ったはずです。このままだとクラコンも予選通過は難しいかも。そう先生は思っていました。でも去年の時のように落ち着いて丁寧に弾けば大丈夫。曲の完成度が一番なので、曲の難しさは関係ないです。」
ちなみに、過去に先生の生徒で予選を落ちた人はいないそうです。しかしこのメッセージも終わってから読むことになり、なんとか、大きなミス無く弾き終えました。男の子達も他の子達は、難しい曲で挑戦していました。本当に大丈夫かな。と結果を待つため、ファミレスで昼食をとりました。
結果発表は掲示という事で、ロビーで待っていると、合格者は、番号が呼ばれ賞状を渡されました。名前は公開されることがなく、合格者の番号だけが呼ばれていきました。ここで呼ばれないとどれだけ嫌な思いをするのだろうか。みんな狭いところで顔を見合わせながら待っているので、その場で立ち去れば落ちたことすぐにわかります。その場でいるのも嫌で逃げたくなりそうです。色々考え冷や冷やしながらも、番号が呼ばれました。
無事に合格できました。
本選は10月、ほとんど通過できないそうで、次は曲が難しくなるので、本当に猛練習です。