さて、もう一つ。

ドラマ「お別れホスピタル」の、シーズン2も、始りました。

こちらも、好きなドラマ。

漫画が、原作のようですね。

 

 

作者は、こちらも、大好きな「透明なゆりかご」と同じ、沖田×華さん。

 

 

さて、「お別れホスピタル」ですが、いわゆる、終末期の患者さんが入院をしている病棟が舞台。

主人公の、看護師「辺見歩」を演じるのは、岸井ゆきのさんで、こちらも、好きな女優さん。

 

終末期の患者ということは、回復をして、退院をするということは、まず、無い。

つまり、そのまま、病院で、亡くなることになる。

一体、その病棟で働く看護師、そして、医師の人たちは、どのような思いで、患者さんと接しているのでしょう。

何だか、辛いですよね。

 

確か、シーズン1の第一回で、古田新太さん演じる患者さんが、自殺をした。

もうすぐ、亡くなるはずの人が、なぜ、敢えて、自殺をするのか。

個人的には、疑問のあるところではある。

 

もう、随分と前ですが、末期ガンの患者を診ている医師の人が、ラジオで話しているのを聞いたことがある。

やはり、末期ガンの患者さんにも、「死」を望む人は、ある程度、居るという話。

しかし、安楽死は、日本では、認められていない。

そのため、自らの意思で、食事、栄養を取ることを止める人も居るそうです。

つまり、自ら、餓死をしようというもの。

そういう人には、睡眠薬で、眠ってもらうそうです。

つまり、眠りながら、息を引き取ることになる。

 

この「お別れホスピタル」のシーズン1で、同僚の看護師の人が、ガンの治療で、休職をすることになる。

そして、シーズン2の第一回で、その看護師の人が、元気に、職場復帰をした。

同僚たちは、みんな、喜んで、その人を迎えるが、実は、その人のガンは、完全に、よくなっている訳ではなかった。

そして、仕事の途中で、倒れる。

つまり、無理をして、職場復帰をしていたということ。

その人にとって、看護師の仕事は、生きがいだった。

 

「なぜ、人は、他の動物たちのように、ただ、生きているというだけでは、駄目なのか」

 

岸井ゆきのさん演じる辺見の、独白のセリフが、挿入されていました。

 

人間には、

 

「誰かに、認められたい」

「誰かに、必要とされたい」

 

という欲求がある。

 

その欲求を満足させるのが、多くの人にとって「仕事をする」ということになるのでしょう。

 

自分の命が、もはや、あと、僅か。

そして、もう、自分は、何の役にも立たない。

そういった絶望感が、自殺という方向に向かってしまうのでしょうか。

ならば、終末期の患者さんが、自殺をしてしまう気持ちも、分からないではない。

 

しかし、裏を返せば、仕事が出来ない人、働いていない人は、

 

「世間の役に立っていない」

 

と、蔑まれることになる。

ただの怠け者なら、それも、受け入れなければならないでしょうが、何らかの事情で、まともな仕事をすることが出来ない人も、多いはず。

僕もまた、その一人ということになるのでしょう。

 

生きがいとか。

生きる意味とか。

 

ただ、生きているというだけで、自分を肯定することは出来ないものか。

そうすれば、もっと、楽に、自然に、生きることも出来るだろうと思うところです。