今朝の藤井海岸。

 

もうすぐ夜明け。

綺麗な空です。

先日、また、東北で、大きな地震がありましたね。

現地の人は、不安でしょう。

これ以上、大きな地震を繰り返さないことを、祈るばかり。

 

さて、先日、個人的に関心を持っている、1999年に、名古屋で、女性が殺害された事件の新しい記事が。

 

逮捕された女性は、現在、黙秘を続けているというのは、変わらないよう。

しかし、その記事には、これまで、僕が目にしていなかった新しい情報が。

 

逮捕された女性が、「男性の、子育てに関する考え方が嫌いだった」という供述をしているということは、逮捕の当初から、記事になっていました。

しかし、この供述が、なぜ、男性の妻の殺害につながるのか。

今回の記事には、その答えが。

どうも、逮捕された女性は、同時に、「男性に、子育ての苦しさを経験させたかった」とも、供述をしていたということのよう。

つまり、男性の妻を殺害することで、必然的に、男性は、一人で、子育てをしなければならなくなる。

だから、男性の妻を、殺害した、と、言う理屈になるようです。

 

しかし、これでは、殺人の動機として、あまりにも、弱すぎるのではないでしょうかね。

このような動機で、人を殺すとは思えない。

人を殺すというのは、非常なことで、「誰でも良いから、人を殺したい」という人以外、相当の動機が無ければ、殺人など、行わないのではないかと思います。

その動機となるのは、やはり、「利害関係」そして「憎悪」なのではないでしょうか。

 

もし、この事件をテーマに、物語を創るとすれば、やはり、加害者の動機は、「かつて好きだった、男性への執着」ということになるのではないでしょうか。

つまり、「かつて好きだった男性」と一緒に、幸せな家庭を築いている女性への「憎悪」。

それが、動機なのではないでしょうかね。

それを隠すために、逮捕された女性は、嘘をついているのではないか。

と、思うところ。

 

ちなみに、今回の記事によると、逮捕された女性は、乳酸菌飲料の販売員を装い、被害者の部屋を訪ねていたようです。

つまり、部屋に残されていた謎の乳酸菌飲料は、逮捕をされた女性が持ち込んだもの、と、言うことで、落ち着く。

 

さて、少し前に、もう一つ、気になる記事がありました。

 

それは、「和歌山カレー事件」の犯人として逮捕され、死刑が確定した林死刑囚の再審請求が、棄却されたというもの。

 

この「和歌山カレー事件」ですが、この事件も、林死刑囚が犯人であるとして、その「動機」が、よく分からない。

この事件にも、個人的に関心があるところで、色々と、目にした記事は、気に留めるようにしているのですが、なぜ、林死刑囚が、この事件を起したのか。

その「動機」が不明だというのが、どうも、引っかかる。

 

確かに、林死刑囚が、犯人だとしても、状況証拠からして、不自然ではない。

しかし、直接的な証拠がなく、「動機」も、分からない。

 

確か、この林死刑囚は、裁判の当初、犯行を否認していたのだが、途中から、黙秘に転じた。

そして、黙秘のまま、死刑が、確定することになる。

本人が、何も話さない以上、「動機」が分からない。

あれほど、重大な事件を起しながら、「動機」が分からないというのは、どうも不自然。

 

そして、この「和歌山カレー事件」について、林死刑囚は「冤罪」ではないかと考える人も居るようで、実際、再審請求も行われている。

世間で「冤罪ではないか」という噂があり、しかも、再審請求が続けられていれば、死刑が執行されることは、まず、無いのでしょう。

袴田事件では、お姉さんの強力な信念と行動力で、ついに、無罪を勝ち取った。

名張毒ぶどう酒事件では、再審請求は、退けられ続け、結局、延々と、死刑は執行されず、死刑囚は、高齢になり、刑務所の中で、亡くなってしまった。

 

林死刑囚も、このまま、死刑を執行されることなく、延々と、刑務所の中で過ごすことになるのでしょうか。

本人は、一体、どのような気持ちで、毎日を過ごしているのでしょう。

 

ちなみに、林死刑囚の息子さんが、事件後の人生が、どれほど悲惨だったか、テレビの取材に答えているのを以前、見ました。

そして、何年か前に、娘さんが、自殺をしたという報道もありました。

世間で大きく話題になった事件の加害者の身内。

本来、何の責任も無いはずですが、世間の人たちは、そういうふうには見てくれない。

辛い話です。