今朝の藤井海岸。
丁度、島の向こう側から、朝日が昇ろうとしているところです。
良い空ですね。
明日から、三連休という話ですが、会社勤めをしている人の、どれくらいの人が、土日祝日に、休むことが出来るのでしょう。
多数派なのか、それとも、少数派なのか。
子供が居る人で、土日祝日に休むことが出来ないという人は、なかなか、厄介ですよね。
子供の学校は、土日祝日は、休みのはずですから、どうしているのでしょう。
さて、少し、余談。
1999年に、名古屋で主婦が殺害された事件。
容疑者が逮捕されましたが、当初は、事情聴取に応じていたものの、「黙秘」に転じているという話。
もしかすると、弁護士が、「不利になることは、話さなくても良い」と、アドバイスでもしたのかと思うところ。
黙秘権というのは、逮捕された人の「権利」でもありますが、何となく、違和感のあるところでもあります。
自分が犯人ではないのなら、自分のことを、正直に話せば良い。
黙秘をするということは、何か、やましいところがあるのかな、と、思わないでもない。
しかし、有罪を立証する責任は、検察の側にある訳で、容疑者の自白に頼ってはいけない。
かつての取り調べのように「自白」を、強要するということを防ぐためには、やはり、「黙秘権」は、必要、と、言うことになるのでしょうか。
さて、容疑者が逮捕をされてからも、関連する記事を、注意して、見ているのですが、気になることが、いくつか。
確か、犯行時刻は、昼を、少し、過ぎた頃なんですよね。
しかし、現場となったアパートの部屋から、午前中に、かなり大きな音がするのを聞いたという証言もあるようです。
これは、一体、何なのでしょう。
確か、「タンスが倒れるような大きな音」と、記事には書いてあったように思うので、相当に、大きな音だったのでしょう。
もう一つは、事件後、部屋の中に、飲みかけの乳酸菌飲料が残されていたということ。
普段、そのようなものを被害者の女性が飲むことはないので、恐らく、犯人が、持ち込んだものなのだろうという話。
この二つは、何か、不自然ですよね。
何か、整合性のつくような説明を、考えることが出来ない。
ある記事によると、犯人は、どうも、被害者の女性が、ドアを開けた時に、いきなり襲ったと思われるという話。
もし、飲みかけの乳酸菌飲料が、犯人のものだとすれば、いつ飲み、なぜ、部屋に残したのでしょう。
犯人は、台所で、怪我をした手を洗っているようなので、その時に、自分のポケットの中にでも入っていた乳酸菌飲料を、少し飲み、置いていったということになるのでしょうか。
また、午前中の「大きな音」ですが、もしかすると、犯人は、午前中にも、一度、この部屋を訪れ、その時に、一度、被害者とトラブルにでもなったのでしょうか。
そして、一度、部屋を出て、今度は、殺害をするつもりで、刃物を持って部屋に戻り、その時に、いきなり襲ったとか。
それにしても、容疑者が「黙秘」に転じたとなると、現場に残った血痕と、容疑者のDNAが一致をしていると言っても、容疑者が、そこに居たということは確実ですが、容疑者が、被害者を殺害したという証拠にはならないという話のよう。
もしかすると、第三者が、そこに居て、その第三者が、被害者を殺害しようとしたのを、容疑者が止めに入り、怪我をした、と言うケースも、考えられない訳でもない。
もっとも、それならば、容疑者が「黙秘」をする必要も無い訳で、そういう良い訳は、裁判では通用しないでしょう。
しかし、容疑者が「黙秘」をしているということは、やはり、事件を起したことを、反省をしているとは思えない。
被害者の夫は、容疑者に、全てを、正直に話して欲しいと言っているようで、それは、容疑者の耳にも届いているはず。
なぜ、事件を起したのか。
なぜ、妻が、殺害をされなければならなかったのか。
本人の口から、全てを、正直に話して貰わないと、遺族としては、納得が出来ないし、心の整理もつかないでしょう。
もっとも、それは、容疑者が、「真犯人であるならな」という仮定の話ですが、やはり、現場に、DNAが残っている以上、冤罪とは、考えられない。
弁護士は、依頼者の利益を図るのが当然ですが、もし「黙秘」をすることを弁護士が勧めたのだとしたら、何とも、納得の出来ないところでは、あります。
