今朝の藤井海岸。

 

面白い雲が、浮かんでいますね。

 

この雲、何でしょうね。

一列に、並んでいる感じ。

 

昨日は、ハロウィンでしたが、東京の方が、雨だったようですね。

近年、大勢の人が集まり、迷惑行為が話題になることが多いですが、昨日は、どうだったのでしょう。

馬鹿騒ぎのようなものは、もう、収まっているのでしょうかね。

毎年、思うことですが、ハロウィンなど、僕が子供の頃には、全く、日本で知られていなかった。

突然、大ブームのようになったのは、やはり、ネットの影響でしょうかね。

 

さて、昨日、驚きのニュースがありましたね。

 

1999年に、名古屋で起きた殺人事件。

アパートで、女性が殺害され、未解決となっていた。

今日、NHKで放送する「未解決事件」という番組でも、取り上げられることになっていた事件。

その前日に、犯人が逮捕されたという報道。

 

事件発生から、26年。

なぜ、今、犯人が逮捕されたのか。

このニュースを見た時には、驚き、疑問でしたが、その後、いくつかの報道を見て、全体像が、見えて来たところ。

 

まず、事件が起こったのが、26年前。

昼過ぎ頃のようですね。

何者かが、アパートの部屋に入り、女性の首を切って、殺害した。

犯人は、手に怪我をしていたようで、血痕を残して、立ち去っている。

部屋の水道を使った形跡があり、血痕は、部屋を出た後、数百メートル先まで続き、また、公園で、水道を使っているよう。

そこからの犯人の足取りは、分からない。

 

この犯人が、徒歩で逃走をする中、二人の人が、犯人と思われる女性を、目撃している。

目撃情報から、犯人は、40歳から50歳くらいの女性。

そして、残された血痕から、血液型は、B型ということ。

 

被害者の女性の夫は、その後、今まで、ずっと、その事件のあった部屋を、現場保存のために借り続けているということで、これまでも、何度か、テレビで放送されているのを見た記憶がある。

未解決事件の中でも、有名な方ではないでしょうか。

 

犯人像というものが、絞りづらかったそうですね。

女性が殺害をされただけで、部屋が荒らされていることもない。

一緒に居た、息子さんも、無事。

普通に考えれば、「怨恨」による事件と考えられますが、被害者女性、そして、夫、共に、誰かに恨まれているということは、無かったということ。

当時、同じ名字の人が、近くに住んでいて、「人違い」で殺害されたのではないかという推測もあったそうですね。

また、表札が、ある事情から、夫の母の名前になっていたそうで、もしかすると、それで、間違えたのかとも推測されたそう。

 

ここに来て、なぜ、事件が、急展開をしたのか。

 

被害者の夫が、二ヶ月程前に、所属していた高校の軟式テニス部の名簿を、警察に提出したそうですね。

個人的な推測ですが、警察としては、もう一度、「怨恨」の線で、被害者女性、そして、夫の身辺、身近な人を、調査してみることにしたのかと思います。

それで、交友関係が分かるものを、警察の方から、夫に求めたのではないでしょうか。

それで、提出したものの中に、その軟式テニス部の名簿があったということなのかも。

 

そして、その名簿の中の女性を、一人ずつ、当たってみたところ、犯人にたどり着いたということなのでしょう。

これまで、数回、警察は、犯人の女性から、事情聴取をしているそうです。

そして、DNA鑑定を求めたのですが、犯人の女性は、拒否を続けていたということ。

しかし、逃げ切れないと思ったのか、10月に入って、DNA鑑定に同意。

そして、いよいよ、自分が犯人だと特定されるということで、自首を決めたという流れになるのでしょう。

 

さて、疑問は、ここから。

 

なぜ、高校の同級生であり、軟式テニス部で一緒だった犯人が、女性を、殺害したのか。

 

犯人は、被害者の夫に、当時、好意を持っていたそうですね。

告白もされていたし、バレンタインのチョコレートも、毎年、もらっていたということ。

しかし、夫は、その告白を、受け入れることはなかった。

 

高校卒業後は、交友があった訳ではないそうですね。

そして、事件の起こる、一年前に、部活の同窓会で、夫と犯人は、再会。

その時には、何気ない、世間話を、いくらか、したということのよう。

 

犯人の心情を推測すれば、高校生の時から好きで、その恋愛感情は、心の中で、ずっと続いていたということになるのでしょう。

そして、同窓会で再会し、その恋愛感情が、もう一度、鮮明に、蘇ったということになるのかも。

 

こういうことは、よくあることなのかも知れない。

 

しかし、それが、「好きな人と結婚をした女性を、殺してやろう」という考えに飛躍をするというのが、どうも、よく分からない。

 

殺害された女性と、犯人との間に、面識は無かったはず、と、夫は、話しているそうですね。

ならば、なぜ、被害者は、犯人を、家の中に入れたのか。

ネットの記事では、被害者は、午前中、一時、部屋を不在にしていて、宅配の不在票が、残っていたそうですね。

もしかすると、宅配が来たものと勘違いをして、鍵を開けてしまったのではないかと書かれていましたが、そのようなことがあるでしょうかね。

もしかすると、犯人は、「夫の高校の同級生だ」と告げて、鍵を開けさせたのかも知れない。

夫の古い知り合いが訪ねて来たとすれば、鍵を開けない訳には行かないでしょう。

 

事件当時、被害者の住んでいるアパートと、犯人の住んでいた家は、10キロほど離れたいたということ。

そして、事件後、被害者の夫と、犯人とは、共に、引っ越しをし、何と、2キロほどの距離に住んでいたという話。

夫の方は、犯人が、それほど近くに住んでいるということは知らなかったようですね。

しかし、もしかすると、犯人は、それを知っていたのかも知れない。

 

しかし、この犯人の女性。

結婚をしていたのですが、その住んでいる家の近所の人は、夫の方は、よく見かけていたのですが、妻の方は、見たことがないという話。

結婚をしていることなど、知らなかったという人も。

これは、一体、何を、意味しているのでしょう。

犯人の女性は、家に引きこもって、生活をしていたということになるのでしょうか。

 

殺人事件に、「時効」というものが無くなったので、犯人は、一生、警察から逃げ続けなければならない。

事件を起してから、犯人の女性は、何を考え、生きていたのでしょう。

 

事件を起しても、何も、得るものがないですよね。

むしろ、失うことばかり。

しかし、恐らくは、事件を起す人というのは、そういう冷静な判断が出来ない人たち。

そういった、おかしな人が、身近に居ないとも限らない。

 

交友関係の広い人、異性にモテる人というのは、そういうリスクも大きい、と、言うことになるのかも。