今朝の藤井海岸。
快晴ですね。
この船が、停泊中。
朝日に、照らされています。
さて、村山富市さんが、亡くなったそうですね。
元、社会党の党首で、元、総理大臣。
自民党と社会党が連立政権となり、村山さんが総理大臣になるとは、驚きでした。
まさに、「ウルトラC」の判断でしたよね。
何が何でも、政権与党でありたい自民党の勝利、と、言ったところ。
しかし、今、高市さんが総裁となり、ただでさえ少数与党の中、公明党が、連立を離脱してしまった。
かつて、踏まれても、踏まれても、ついて来る「下駄の雪」と揶揄された公明党が、なぜ、今、離脱なのでしょう。
高市さんの政治家としての思想信条が、公明党の方針とは合致しないから、と、言うのなら、すでに、安倍政権の時から、そうではないですかね。
なぜ、公明党が、政権に居続けるのか、疑問だった。
逆に言えば、なぜ、今、連立解消なのか。
ニュースでの専門家の解説などを聞いていると、高市総裁の誕生後、どうも、自民党が、公明党を「軽んじた」ような態度を取ったということが、原因のようですね。
やはり、結局は、「人」と「人」との付き合い。
やはり、「礼節」を欠き、相手の「プライド」を損ねるような行動をすれば、相手は、腹を立て、愛想を尽かすのが当然。
しかし、個人的な想像からすれば、公明党にとって、もはや、自民党は、自身にとってメリットのある相手ではないと判断をしたということなのでしょう。
つまり、「自民党と、このまま、一緒に行動をしていても、選挙に勝てない」というのが、本音ではないでしょうか。
実際、最近の選挙では、自民党と共に、公明党も、大きく議席を減らしているということのよう。
このまま、自民党と一緒に、衰退をして行く訳には行かない。
高市氏を支持する人たちは、公明党が、連立を離脱したことを「良かった」と判断しているようですね。
つまり、公明党に、足を引っ張られることなく、これからは、「自民党らしさ」を出した政治をすることが出来る。
そうすれば、自民党の支持者も増え、議席数も増え、勢いを盛り返すだろうという判断。
しかし、この判断は、甘いのではないですかね。
恐らく、今後、「右」寄りの思想を持った人たちは、自民党ではなく、参政党の支持に回るのではないでしょうか。
かといって、自民党が、更に、「右」寄りの政策を取るようになれば、今度は、「中道」寄りの人たちが、自民党から離れて行くことになるでしょう。
ちなみに、今日の新聞の記事を見ると、前回の選挙で、もし、公明党の支援が無かった場合、自民党は、更に、大きく議席を減らし、立憲民主党に比較第一党の地位を奪われていた可能性があるという話。
もし、この調査が、事実を表しているのだとすれば、今頃、公明党の支援があったから、当選をすることが出来たと思っている自民党議員は、次の選挙に、戦々恐々していることでしょう。
選挙に勝てない政党に、未練は無い。
と、言うことで、自民党は、更に、議員数を減らすことになるのかも。