今朝の藤井海岸。

 

土曜日なのに、仕事。

土日、祝日には、休みたいものです。

 

小さな船が、右に向かって、航行中です。

どこに行くのでしょう。

白い灯台の近くには、漁船が、数隻。

何が獲れるのでしょうね。

 

明日から、玉野市の市長選挙。

現職、元職、そして、元市議会議員の新人の、三つ巴の戦いになります。

誰が、当選をするのか。

 

新聞には、この市長選挙に向けて、先日、玉野市の現在の課題が、記事として掲載されていました。

 

やはり、大きな課題は、「人口減少」です。

玉野市は、多い時には、8万人以上の人口があったのですが、今は、5万人強、と、言ったところ。

特に、子供の減少が、著しい。

現在、玉野市で、小学校、中学校に通う子供は、ピーク時の3割にまで減っているということ。

 

もう随分と前から、学校の統廃合は、必要なのではないかと個人的には、思っていたのですが、ようやく、それが決定をしたところ。

しかし、地元住民にとっては、地域の学校が無くなるというのは、一大事のようで、反対をする人たちも居るよう。

 

しかし、小学校では、複式学級だという学校も、多いよう。

中学校でさえ、一学年に、一クラスといったところのようで、児童、生徒の数が少ないと、運動会や部活動も、まともに出来ないですよね。

何より、学校を維持するための経費も、大きなものなのではないでしょうかね。

玉野市だって、財政的に、豊かな訳ではない。

子供の数が、3割に減っているのに、学校数が、昔と同じだけ、存在しているというのが、おかしなことだと思うのですが。

 

そして、「人口減少」と直結する話ですが、玉野市でも、労働力不足という話。

市内の、どこの会社でも、若者の確保に、苦労をしているという話。

しかし、「人手不足」と言っても、結局のところ、会社が欲しいのは「若い人」であって、中高年は、なかなか、転職が難しい。

求人を見ていても、「〇〇歳以下」と書いているところが多い。

若い人を雇っても、すぐに辞められては、意味が無いだろうと思うのですが。

 

しかし、この「労働力不足」とは裏腹なのですが、やはり、「良い仕事」が無いと、人は集まらない。

なかなか、地域に「良い仕事」を誘致するのは、難しい話なのでしょう。

 

そこで、頼りにするのは「観光」ということになる訳ですが、どうも、安易ですよね。

特に、外国人観光客が落とすお金に頼るというのは、なかなか、情けない話。

 

玉野市の沖合に浮かぶ直島は、「アートの島」ということで、観光客に人気。

今は、「瀬戸内国際芸術祭」の秋会期が始まり、宇野港にある直島行きのフェリーの乗り場には、観光客の長蛇の列が出来ている。

この観光客を、玉野市に取り込もうということなのですが、何か、他に、玉野市独自の、良いものが出来ないものか。

 

最近、テレビを見ていると、何かと、問題を起す市長もいるようですが、まさか、玉野市では、そのようなことはないでしょう。

おかしなことで、玉野市が有名になっては、困るところです。