ドラマ「ガレッジセールミステリー・アンティーク探偵ジェニファー」のエピソード「いつかみた殺人」を観賞。

 

主人公のジェニファーの店に来た老人。

老人は、鳥の置物に興味を持ち「これは、いくらですか」と、ジェニファーに、聞く。

20ドルと言うと、老人は、10ドルにならないかと言う。

ジェニファーは、10ドルで、その置物を売ることに。

「これから、用があるので、後で、うちに届けてくれないか」

と言い、老人は、店を出て行った。

 

その後、ジェニファーは、置物を、老人の住んでいるアパートの部屋に届けに行く。

すると、部屋の中で、その老人は、亡くなっていた。

最初は、自然死かと思われたが、検死の結果、大量のニコチンを飲んで、亡くなったことが、分かった。

そして、なぜか、老人は、牧師が身に付けるカラーをつけ、カフスボタンを持っていた。

その、老人が、亡くなった様子を見て、ジェニファーは、「この殺人事件は、どこかで、見た気がする」と思ったのだが、思い出せない。

 

図書館で、推理小説の殺人事件をまとめた本があるのを知り、それで調べて見ると、老人が殺された状況は、アガサクリスティの小説「第三幕の殺人」と同じ。

ジェニファーは、この殺人事件に、関心を持つ。

 

 

老人の部屋の中には、ライフアドバイザーの男性の名刺があった。

ジェニファーは、その男性に、接触をしてみる。

しかし、ライフアドバイザーの男性と、殺された老人に、接点は見えない。

が、ジェニファーが、老人の遺体を発見する直前に、公衆電話から、警察に、「老人が殺された」という匿名の通報があったのだが、そのライフアドバイザーの家の近くには、公衆電話が。

警察の調査の結果、通報の電話は、その公衆電話からかかって来たものだということが分かる。

警察は、容疑者として、ライフアドバイザーの男性を、事情聴取するが、やはり、老人との接点は、見当たらない。

 

そして、そのライフアドバイザーの男性もまた、何者かによって、殺害された。

遺体が発見された部屋の中の様子は、シャーロック・ホームズの「緋色の研究」の殺人事件の現場と、同じ。

 

 

何者かが、有名な推理小説を真似て、連続殺人事件を起している。

ジェニファーは、シャーロック・ホームズの研究家として有名な大学教授の元に向かい、事件解決のための支援を求めることにする。

 

さて、殺人事件をテーマにした、推理小説は、世の中に、まさに、大量に存在する。

そして、現在もまた、新たな殺人事件が、推理小説、または、ドラマ、映画などで、次々と、作り出されている。

よく、これだけ、多くの殺人事件、トリックを、生み出すことが出来るものだと、関心します。

やはり、斬新で、面白いものでないと、読者は、納得しない。

作者の苦労は、相当なものだろうと、想像します。

 

よく考えてみると、こういった、推理小説に使われる、いわゆる殺人事件の「トリック」と言われるもの。

本当の殺人事件で、実際に、使えるものなのでしょうかね。

もっとも、それほど、手の込んだ殺人事件を起すほど、人間は、暇ではないでしょう。

恐らく、実際に、人を殺害する時には、それほど、深く、物事を考えている訳ではない。

 

さて、最近、YouTubeで、友近さんが主演をした、昭和の時代のサスペンスドラマを模した動画を見ました。

愛媛県の道後温泉で、ストリッパーの女性が殺害をされるという二時間ドラマ風の動画。

主演は、友近さんで、相棒が、モグライダーの芝さん。

これが、実に、良い感じ。

昔の、二時間サスペンスの雰囲気、そのままです。

 

また、同じく、友近さんが主演をしたYouTube動画「崖」シリーズを見ました。

これもまた、かつての二時間サスペンスドラマの雰囲気、そのままで、面白い。

タイトルの通り、友近さんが、崖に犯人を追い詰め、そこで、犯人と友近さんとのやり取りによって、事件の全容を知ることが出来る。

短いドラマなのですが、まさに、二時間ドラマを見た満足感。

 

こんなに面白いことを、よく考えつくものです。