ドラマ「ガレッジセールミステリー・アンティーク探偵ジェニファー」のエピソード「鎧の棺」を観賞。

 

ジェニファーは、お金持ちのお得意様の男性に、家に呼ばれ、ある椅子とペアにするのに丁度良い、アンティークの椅子を探してくれと頼まれる。

その男性は、西洋式甲冑に身を包み、集団で戦闘をする競技を趣味にしていて、その日も、庭で、仲間と共に、西洋甲冑に身を包んで、戦闘の練習をしていた。

 

ジェニファーは、あるお金持ちの家で行われた、遺品の販売イベントに、仕事で、出かけて行く。

何か良い掘り出し物はないかと、家の中を見ていたところ、見事な西洋甲冑が飾られているのを見つける。

早速、イベントの主催者と値段交渉をして、その甲冑を手に入れると、あのお得意様の男性の家に向かった。

 

甲冑を見た男性は、一目で気に入り、すぐに、ジェニファーから購入。

部屋の中に飾ることにする。

 

しかし、その甲冑には、ジェニファーよりも先に、ある女性が、目をつけていた。

その女性は、大学で、中世史を教えている教授の助手で、その甲冑を写真に撮り、教授に送って、買うべきかどうか、話をしていたところ、先に、ジェニファーが、現金を払い、買ってしまったのだった。

 

そして、その教授が、ジェニファーのリサイクル店に訪ねてくる。

「あの甲冑を、自分の研究のために、譲って欲しい」

と、教授が言うが、すでに、売ってしまったもの。

「では、買った相手を教えて欲しい」

と、教授は言うが、それは、守秘義務で、教えられない。

その代わり、ジェニファーが、その場で、甲冑を売ったお得意様に電話をし、事情を伝えたところ、

「いくらお金を出されても、甲冑は、売らない」

という返事で、教授は、諦めて、店を出て行った。

 

そして、ジェニファーは、注文されていた椅子を手に入れ、お得意様の家に持って行く。

ついでに、飾られていた、甲冑を、男性と一緒に見ていると、何と、その中から、血が、垂れていることに気がついた。

男性が、甲冑を仮面を上げると、何と、中には、亡くなった教授の遺体が。

 

なぜ、教授は、この場で、亡くなったのか。

そして、誰が、この甲冑の中に、教授の遺体を入れたのか。

 

ジェニファーは、持ち前の好奇心と、推理力で、事件を調べ始める。

 

さて、この「アンティーク探偵ジェニファー」ですが、毎回、本線である殺人事件の物語と共に、ジェニファーの家族や、友達を中心にした、別のエピソードの物語が、これも、一話完結で、語られます。

これが、ほっこりとしていたり、しみじみとしていたり、なかなか、良いお話で、それもまた、このドラマの良いところ。

 

今回は、娘の大学の委員長選挙の物語と、ジェニファーと一緒に働く、親友の「ダニ」の同窓会の話が、進んでいました。

 

ダニに、同窓会の招待が、届く。

しかし、ダニは、同窓会の出席に、乗り気ではない。

そして、店に、かつての同級生の女性、二人が、顔を出す。

「同窓会には、来るでしょう」

と、彼女たちは良い、ダニは、

「まあ、行くわよ」

と、ダニは、答えるが、彼女たちが出て行くと、

「だから、嫌なのよ。同窓会には、行かない」

と、ダニは、ジェニファーに話す。

 

しかし、その後、ダニが、高校時代に憧れていた男子生徒から、

「同窓会の前に、二人で、食事をしないか」

と、誘いが来る。

ダニは、ウキウキ気分となり、喜んで、待ち合わせの場所に出かけて行く。

しかし、そこで、待っていたのは、変わり果てた、憧れの同級生の姿。

とても太っていて、ハゲていて、ダニの嫌いな赤ワインを飲んでいる。

「仕事は、何をしているの」

と聞くと、

「住宅ローンが払えない人を、家から追い出す仕事だ」

と聞かされ、ダニは、幻滅し、トイレに逃げ込み、

「助けてくれ」

と、ジェニファーに電話。

 

そして、トイレから出たところ、イケメンの男性とすれ違う。

すると、男性は、

「ダニじゃないか」

と、言った。

誰かと思えば、高校時代は、冴えないオタク系男子だった同級生。

見違えるような、素敵な男性となっていた。

「仕事は、何をしているの」

と、聞くと、

「オーガニック食品の会社を経営している」

と、ダニの趣味にぴったり。

「これから、同窓会とは別に、気の合う同級生たちと合うんだ。一緒に、来ないか」

と誘われ、ダニは、かつて、憧れていた同級生に別れを告げ、彼と一緒に、行くことにした。

 

同窓会というものは、これまで、開催された話は、一度も聞かない。

恐らく、これまで、一度も無かったということは無いでしょうから、多分、僕が、知らないだけでしょう。

かつての同級生たちは、一体、どのように変化をしているのか。

興味があるとろですが、見に行きたいとは思わない。

それほど、良い関係ではなかったですから。