最近、気になっていた面白いものを見に、散歩がてら、行ってみました。
さて、この写真。
尾坂トンネルから、八浜に下りる坂道にある棚田。
下に見えるのは、苗代です。
その左上に、鳥のようなものが見えています。
拡大します。
これは、鳥の格好をした、凧のようなもので、紐で繋がっていて、風によって、空を飛びます。
その様子は、まるで、本物の鳥のよう。
この、鳥の格好をした凧のようなものも「かかし」の一種でしょう。
昔、「かかし」と言えば、このようなものが、一般的だったのでしょうが、今では、見ないですよね。
やはり、動物も、学習をするので、「かかし」も、次第に、効果が薄れるものなのではないでしょうか。
上の、鳥の凧は、どれほど、効果があるのでしょうね。
このような棚田が、坂に沿って連なり、苗代は、この棚田に植えるものでしょう。
ここの棚田は、まだ、耕作が続いている。
良いですね。
さて、車道から、棚田を挟んだ、左側にある道。
その道に、このような石の鳥居があります。
この鳥居の先には、車道があり、かつて、消防署だった建物があります。
この鳥居は「日吉神社」の鳥居のようです。
この「日吉神社」が、どこにあるのかとネットの地図で調べてみれば、何と、十禅寺山の山頂の近く。
恐らく、歩いて登ると、一時間以上は、十分に、かかるのではないでしょうか。
なぜ、そのようなところに神社があるのか、不思議です。
ネットで調べてみると、今では、車で近づくことが出来ないために、参拝をする人は少ないということですが、江戸時代は、「西の由加、東の山王(日吉神社)」と呼ばれて、参拝客も多かったそうです。
最盛期には、神社を中心に、集落も形成されていたということ。
この道は、北側からの山道だったのでしょう。
ちなみに、鳥居には、昭和12年の年号が刻まれていました。