さて、人形劇ドラマの傑作と言えば「サンダーバード」ですよね。

YouTubeに動画がないかと思って検索をしてみると、アップされているものがあったので、さっそく、第1話、第2話を観賞。

やはり、面白いですね。

アメリカの実写ドラマと比較をしても、遜色の無い感じ。

 

 

 

ウィキペディアを見ると、この「サンダーバード」が、イギリスで放送されたのが、1965年から、1966年にかけて。

日本で、最初に放送されたのは、1966年から、1967年にかけて。

これは、僕が生まれる前なので、当然、見ていない。

しかし、子供の頃に、テレビで放送されていたのを見た記憶があるんですよね。

1980年から、1981年にかけて、放送されているようなので、僕が、目にしたのは、その時の放送だったのかも知れない。

しかし、この時は、どうも、人形の動きが、不気味な感じがして、続けて見ようとは思わなかった。

しかし、この「サンダーバード」に登場するメカたちは、大好きで、いくつか、おもちゃを持っていた。

 

恐らく、僕が、「サンダーバード」を、ちゃんと見たのは、1992年から、1993年にかけて、放送したもの。

この時に、「サンダーバード」とは、何か。

登場人物たちが、近未来的なメカを使って、何をしているのか。

この時に、僕は、初めて、知ったところ。

 

この「サンダーバード」とは、「国際救助隊」の物語です。

世界のどこかで、大きな災害や、事故が起こった場合、この「国際救助隊」が出動し、近未来的なメカを使って、救助に当たるという物語。

 

実は、この「国際救助隊」を作ったのは、「ジェフ・トレーシー」という一人の大富豪です。

そして、その隊員は、ジェフの息子たち。

 

 

地球の周囲を回る宇宙ステーション「サンダーバード5号」。

この「サンダーバード5号」には、次男の「ジョン・トレーシー」が常駐し、地球上の通信をキャッチし、災害や事故の監視をしています。

ちなみに、上の写真は、「サンダーバード3号」が、ドッキングをした状態。

この「サンダーバード3号」は、大気圏外の救助活動や、「サンダーバード5号」と、地球の基地との連絡、物資の輸送に使われるロケット。

 

 

この「サンダーバード3号」のパイロットは、五男の「アラン・トレーシー」。

 

「サンダーバード5号」がキャッチした災害や事故の無線の交信から、ある島にある「サンダーバード」の秘密基地で、ジェフが、出動の判断をする。

 

まず、現場に飛ぶのが、長男「スコット・トレーシー」が操縦する「サンダーバード1号」。

 

 

この「サンダーバード1号」は、地球上のどこでも、60分以内で到着することが出来、現場で、災害、事故の現状を把握し、救助のための指示を出す。

 

「サンダーバード1号」の指示を受け、救助に必要なメカを搭載した「サンダーバード2号」が、出動。

操縦をするのは、三男の「バージル・トレーシー」。

 

 

この「サンダーバード2号」は、胴体に、様々な救助メカを積むことが出来る。

 

水中での救助活動に活躍をするのは、「サンダーバード4号」。

操縦をするのは、四男の「ゴードン・トレーシー」。

 

 

この「国際救助隊・サンダーバード」は、秘密組織なんですよね。

つまり、その存在を、公にしていない。

そこで、この「サンダーバード」の秘密を探ろうとする人物も登場する。

 

この「サンダーバード」は、「悪と戦う、正義」という構図の物語ではなく、「人命救助」を、物語にしているところが、面白いですよね。

 

さて、この「サンダーバード」は、一人の大富豪が設立をしたもの。

今、世界の2パーセントの人が、世界の富の4割を所有しているという話。

資産が、数兆円もあるという大富豪も、何人も居るよう。

一人で、富を抱え込まないで、この「サンダーバード」のような、世のため、人のためになることに、私財を投入しようという大富豪は、居ないものなのでしょうかね。