さて、個人的に、「三国志」と言って、思い出すのが、NHKで放送された、人形劇の「三国志」です。

大好きで、何度か、再放送を見た記憶がある。

 

 

 

ウィキペディアを見てみると、1982年から1984年に渡って、放送されたそうですね。

一話、45分という長さで、全68話。

大河ドラマよりも、凄い、スケールです。

 

劉備玄徳を主人公に、登場人物を絞り込み、分かりやすいセリフ、分かりやすい展開となっている。

ベースになっているのは「三国志演義」ですが、オリジナルの展開や、オリジナルのキャラクターも含まれ、エンターテイメント性を高めたものになっているそうです。

確かに、見ていて、とても面白かった。

 

演出には、人形劇でありながら、本物の「火」や「水」も使われたそう。

とても見応えのある、映像、内容だったのを覚えている。

 

昔、NHKでは、色々な人形劇が、放送されていましたよね。

僕が、実際に、見ていたのは「プリンプリン物語」「平家物語」など。

 

 

 

 

 

 

僕が見ていないもので、有名なのは「ひょっこりひょうたん島」「八犬伝」などが、ありますよね。

 

 

 

 

 

今の時代、「人形劇」のドラマなど、制作、放送されることは無いのでしょうかね。

人形劇って、アナログの極地ですよね。

今の時代は、やはり、デジタル、CGで、と、言うことになるのでしょう。

 

昔、この、人形劇「三国志」の再放送を見ていた頃、当時の知り合いに、「僕は、この『三国志』のオープニングテーマが、好きなんだ」という話をしたところ、その知り合いが、「その曲は、細野晴臣という人が作曲をしていて、細野晴臣は、坂本龍一とYMOをやっていた人だ」と教えてくれた。

坂本龍一は、当時、すでに、映画「ラストエンペラー」で、アカデミー作曲賞を受賞し、映画「戦場のメリークリスマス」のテーマ音楽や、アニメ「オネアミスの翼・王立宇宙軍」の音楽監督などをしていたので、僕も、よく知っていた。

しかし、細野晴臣という名前や、「YMO」という存在を知ったのは、その時が、初めて。

 

そこで、さっそく、CD屋に行き、YMOのベストアルバムを見つけ、購入。

そこから、YMOの大ファンとなり、今でも、ずっと、聞いています。

 

人形劇「三国志」のオープニング。

 

一面の砂が、風の音と共に、吹き飛ばされ、中から、「三国志」という文字が、浮かび上がって来る。

今なら、CGで作るところでしょうが、これが、アナログで、実に、格好良く、センスが良い。

やはり、アナログは、良いですね。