倉敷市の水島方面、福田にある「福田貝塚」に行ってみました。
福田第二小学校の近く、古城池という池の堤防の部分に、貝塚があったようです。
この小学校の建設のために、土砂を取っていたところ、貝塚が発見されたそう。
縄文時代の後期を中心とした貝塚で、1950年、1951年に行われた調査では、土器、人骨、土偶なども発見されていて、この地方で、土偶が見つかるのは、珍しいということのよう。
土偶は、頭は、初めから無く、胸から下は、失われているそう。
女性を模したもので、恐らく、失われた部分には、妊婦を思わせるものがあったのではないかということ。
古城池堤防の縁に、このような古い看板がありました。
堤防の端には、このような古い石碑も。
貝塚のある場所の遠景。
恐らく、この堤防の下が、貝塚です。
石碑のある辺りから。
今は、堤防の縁まで、住宅地ですが、かつては、田んぼが広がっていたよう。
やはり、地面の上には、たくさんの貝殻が。
小さな巻き貝の殻も、たくさん、ありましたが、このような貝も、食べたんですかね。
カタツムリのような殻もあります。
このような小さな貝が、お腹の足しになったとは思えないですけど。