今朝、出勤前に、テレビをつけていると、気になるニュースが、一つ、ありました。

それは、有名な、イギリスの未解決事件「切り裂きジャック」についてのもの。

 

ネットから、簡単に、この「切り裂きジャック」事件について。

 

1888年、イギリスのロンドンにある「ホワイトチャペル」と、その周辺で起こった連続殺人事件。

実は、この一連の事件の全てが、「切り裂きジャック」によるものではなく、その中の5件の殺人事件が、「切り裂きジャック」によるものと考えられている。

 

被害者となったのは、ロンドンのイーストエンドのスラム街に住む娼婦だち。

 

喉を切られて殺害された後、腹を切り裂かれ、かなり、残忍に、遺体が損壊されているのが特徴。

 

当時、新聞に、犯行声明が送りつけられたことで、世間で、大きな評判になった。

しかし、どうも、犯行声明の多くが、新聞社による自作自演だろうという話。

 

さて、今朝のニュース。

 

この「切り裂きジャック」事件の犯行現場から押収されていた、血のついたシャツをDNA鑑定したところ、「切り裂きジャック」の犯人候補の一人である、ポーランド出身の理容師のDNAと一致をしたということ。

 

ネットで調べると、名前は「ジョージ・チャップマン」。

 

ちなみに、「チャップマン」と名乗っていたのは、1893年から1894年までで、本名は「セヴェルィン・クウォソフスキ」と言うそうです。

イギリスに移住をしたのは、「ホワイトチャペル殺人事件」が起こる、少し前。

事件が起こった当時は、ホワイトチャペルに住み、理容師を営んでいた。

 

このチャップマンは、後に、妻、3人を、次々と、毒殺していたことが発覚。

1903年に、絞首刑となっているそうです。

 

果たして、この「チャップマン」は、「切り裂きジャック」なのか。

真相解明は、進むのでしょうかね。

 

さて、この「切り裂きジャック」に関して、以前、この本を読みました。

 

 

この本。

内容は、かなりハードで、「切り裂きジャック」について、必要な情報が、網羅されているといった感じです。

 

当時の、時代背景、イギリスの社会の様相。

犯行現場となった地域の様子。

事件の経緯。

捜査の経緯。

 

事件後の、犯行現場の写真が残されていることを、この本を読んで、初めて、知りました。

なかなか、直視を出来るような状況ではない。

 

また、犯人は、目撃されているんですよね。

被害者となった女性の一人が、殺される直前、男と一緒に居るところが目撃されている。

恐らく、その男が「切り裂きジャック」で間違いない。

 

娼婦ならば、見知らぬ男性と、二人きりで、人目のつかない場所に行っても、不思議ではない。

むしろ、娼婦にとっては、そうしなければ、仕事にならない。

 

恐らく、殺される娼婦は、他にも、大勢、居たのではないですかね。