三菱マリタイムシステムズ(旧三井造船)の日田門の前にあるバス停。
そのバス停のある場所から、山に登る道があります。
約40年ぶりに、そこに登ってみることに。
何か、変化があるのかどうか。
道を登ると、整備をされた、小さな広場があります。
やはり、40年前には無かったものが、設置されていましたね。
「三井造船創業百周年」の記念碑ということ。
設置をされたのは、平成26年のようですね。
こちらは、広場の北側、一段、高くなった場所にある石碑です。
裏面には「三井造船創業六十周年記念」とありました。
この石碑は、40年前当時からあったもの。
恐らく、この広場は、この石碑を設置するために作られたものなのでしょう。
広場から、南の海を見る。
良い景色です。
ちなみに、「百周年」の石碑の隣にある石碑は、何やら、会社名が、たくさん書かれていました。
三井造船の関連会社でしょうかね。
この「百周年」の石碑と同じ時に、設置されたものでしょう。
視線を、やや、南に移す。
造船所が、見下ろせます。
さて、この広場の、上には、神社、お社が、いくつか建ち並んだ場所があります。
鳥居と、お社です。
いくつかあるお社には、正月用のお飾りが付けられていました。
さて、敷地の一番、左側にあるこのお社。
その傍らに、このような石柱がありました。
昭和四十一年七月三日、敷地拡張のため、海岸より、ここに移すと書かれています。
「敷地拡張」というのは、三井造船の敷地のことでしょう。
この一つのお社だけが、その時、ここに移されたということなのでしょうかね。
神社のある場所から、石碑越しに、南の風景です。
この石碑が建てられた頃、まさか、三井造船が無くなってしまうとは、誰も、想像が出来なかったことでしょう。
日本の造船業が衰退し、今、自動車産業も、危ういようで、今年の日本は、どうなるのでしょうかね。