岡山、倉敷で、田んぼの稲刈り作業が進んでいますね。
国道30号近く、藤田の風景。
稲刈りの終わった田んぼもあれば、まだの田んぼもあります。
さて、稲刈りを終えた後の田んぼで、このような風景を見ることがあります。
藁を束ねて、立てて、置いていますよね。
この作業を「藁立て」と言うそうです。
これは、藁を乾燥させるためにしている作業だと思います。
乾燥をさせた藁には、様々な使い道があるそうですね。
しかし、この「藁立て」の作業をしている田んぼは、それほど、多くはないようですね。
そして、もう一つ。
これは、昨日、倉敷で見かけたもの。
一体、何をしているのでしょう。
ネットで調べてみると、「籾殻くん炭」というものを作っているそうですね。
この「籾殻くん炭」は、土量改良資材となるそうです。
この「くん炭」を、植物の下に撒いておくと、泥はねを防ぎ、病気を予防するそうです。
土に混ぜて使うと、保湿性があり、また、隙間が出来ることで通気性も良くなり、植物の根枯れや、水切れを防いでくれるそう。
この「くん炭」は、アルカリ性で、酸性の土壌を中和することも出来る。
また、土壌に「くん炭」を混ぜると、微生物の住みやすい環境になり、土壌の活動を活性化することも出来る。
上の写真は、焚き火の上に籾殻をかけ、炭化をさせているところ。
全ての籾殻が、黒く炭化をするまで、かき混ぜながら、焚き火を続けるようです。
そして、全ての籾殻が炭化をして、黒くなれば、後は、火を消し、乾燥させれば、完成です。
しかし、これも、あまり、見かけることは無いですよね。
昔は、多くの田んぼで、このような風景が見られたのでしょうかね。