漫画「サイボーグ009・太平洋の亡霊」を読了。
今でも、こうやって新刊が発売されるということは「サイボーグ009」のファンとしては、嬉しいところ。
さて、この漫画。
1968年に放送されたテレビアニメ「サイボーグ009」の中の一話を、漫画にしたもののようですね。
放送されたのは、7月19日だったそうです。
巻末には、そのシナリオも掲載されていました。
ハワイの真珠湾を訪れていた、ギルモア博士、009、003の三人。
ギルモア博士の幼なじみが、この真珠湾で戦死をしていた。
真珠湾を訪れていたのは、その慰霊のため。
そして、そこで三人の目の前に、かつての真珠湾攻撃、さながらの零戦を始めとする日本軍の攻撃隊や、特殊潜航艇が姿を現す。
それから、次々に、かつての日本軍の「亡霊」とも呼べる飛行機、船が、姿を現し、アメリカ軍などと戦闘を始めた。
しかし、日本軍の「亡霊」たちに、現代の軍は、歯が立たない。
ギルモア博士とサイボーグ戦士たちは、この日本軍の「亡霊」たちと戦いながら、「なぜ、このような現象が起こっているのか」「この現象を起している者は、誰なのか」を調べ、真実に迫ることになる。
なぜ、今、このエピソードが、漫画化をされたのでしょうね。
やはり、また、世界で、戦争の危機が迫っているから、と、言うことになるのでしょうか。
やはり、石ノ森章太郎さんの手による新作が読みたいところですが、それは、もう、叶わない。
やはり、才能というものは、偉大ですね。