今年も、10月からテレ朝の「相棒」が始まるという記事がありましたね。

僕は、この「相棒」が、当初、土曜ワイドの2時間ドラマだった時には、見ていたのですが、週一のレギュラーになった時には、あまり関心が無く、当初は、見ていなかった。

僕が、この連ドラの「相棒」を見始めたのは、二代目相棒の及川さんが、そろそろ、終わろうとする直前の頃から。

たまたま、暇つぶしに見た2時間のスペシャルが、とても面白く、そこから、毎週、見るようになったんですよね。

 

しかし、もう、主役を演じる水谷さんも、良い年齢なので、何時、終了をしてもおかしくない。

実際に、この「相棒」の引き際についてのネットの記事も、数年前から、見るようになりました。

大好きなドラマなので、終わってしまうのは、残念。

しかし、「杉下右京」=「水谷豊」さんが、もはや、引退するというのなら、誰も、代わりを務めることは出来ないでしょうから、仕方が無い。

 

水谷豊さんは、現在、72歳だそうですね。

警察官なら、とっくに、定年をしている年齢です。

しかし、この年まで、大人気ドラマの主演を務めることが出来るというのは、役者としては、最高の人生ですよね。

これ以上は、望むことはない、と、言うことになるのではないでしょうか。

 

さて、この水谷豊さん。

テレビドラマのデビューは、1968年に放送された「バンパイヤ」なんですよね。

このドラマ「バンパイヤ」は、水谷豊さんのデビュー作として、よくテレビ番組で取り上げられ、映像の中で、水谷豊さんが、狼男に変身する、アニメーションと合成されたシーンが、よく放送されていました。

なかなか、よく出来た、面白いシーンで、このアニメーションと実写が合成されたテレビドラマというのは、僕は、見た記憶がない。

他に、何か、ありましたかね。

 

しかし、ウィキペディアを見ると、その前年に、「マグマ大使」で、脇役として、少し、出演をしているそう。

この「バンパイア」も「マグマ大使」も、どちらも、手塚治虫さんの漫画が原作です。

 

 

 

 

 

個人的に、「マグマ大使」は未読。

そして、「バンパイヤ」は、子供の頃に、第1巻だけを買って、読んだ記憶があるんですよね。

しかし、内容は、全く、どのようなものだったのか、記憶に無い。

ウィキペディアを読んで見ると、どうも、「動物に変身をする人間」=「バンパイヤ」と、この「バンパイヤ」の能力を利用して、世界征服を企む少年「ロック」。

そして、この「バンパイヤ」と、人類との戦いが、描かれているようですね。

 

さて、この「バンパイヤ」という言葉。

基本的には「吸血鬼」を指す言葉ですよね。

しかし、この漫画「バンパイヤ」の主人公の「トッペイ」は、「吸血鬼」ではなく、「狼男」ということになる。

なぜ、「狼男」が「バンパイヤ」なのか。

ずっと、疑問に思っていたのですが、この漫画の中では、「バンパイヤ」とは、「動物に変身することが出来る人間」という定義で、扱われているようです。

 

さて、この「バンパイヤ」という言葉が、「吸血鬼」の意味で使われるようになったのは、18世紀の頃からだそうです。

それまでは、世界各地に残る「吸血鬼」伝説では、様々な呼び名が使われていたそうです。

 

この「吸血鬼」は、かつて、人々にとって、かなり、深刻な問題だったようですね。

そのため、世界各地で、遺体が、「吸血鬼」として復活しないように、様々な埋葬方法が実施されたそう。

また、吸血鬼と疑われた人物は、身体に「杭」を打ち込まれ、殺害されるのが一般的だったようです。

 

ちなみに「バンパイヤ」が、不老不死で、永遠の若さを持ち、知的で、不思議な能力を持つというイメージは、ヴィクトリア朝時代に生まれたものだということ。

この「バンパイヤ」は、コウモリや狼と言った動物に変身する能力も持っていたということ。

もしかすると、手塚治虫さんの「バンパイヤ」のイメージも、ここから来ているでしょうかね。

 

一部の地域では、20世紀に入ってからも、吸血鬼退治が行われていたそうです。

ちなみに、2017年に、アフリカの「マラウイ」という国で、「吸血鬼」だと疑われた男性二人が自警団に殺害される事件があったそうです。

 

迷信とは、怖いものですね。