日テレの「行列が出来る法律相談所」。
昨日、テレビをつけてみると、昔、一度、放送した法律相談の話を、もう一度、やっていたようですね。
昔は、毎週、見ていました。
出演をしている弁護士たちのバトルが、とても、面白かった。
法律もまた、解釈によって、様々に結果が変わるということを、この番組で知ったという人も、多いのではないでしょうか。
北村先生と橋下さんのバトルは、昔も、今も、面白いですね。
さて、この「法律」を扱った漫画は、色々とあるのでしょうが、個人的に、一時期、ハマって読んでいたのが「カバチタレ!」です。
これは、行政書士を主人公にした漫画で、ドラマにもなりましたよね。
ドラマで主演をしたのは、深津絵里さんと常盤貴子さんですが、ドラマと漫画とでは、全くの、別物です。
主人公は「田村」という青年です。
この田村が、ある出来事をきっかけに、「大野」という行政書士の事務所で、補助者として働くことになる。
必ずしも、正義のために法律を使う訳ではないというところが、この漫画をリアルに感じさせ、面白いところでもある。
この田村が、行政書士の資格を取ってからの物語が「特上カバチ!!」。
そして、田村が、事務所の所長になってからの物語が、「カバチ!!!」です。
法律というものは、面白いものでもありますが、怖いものでもある。
生活の役に立つものでもあれば、痛い目に遭わされることもある訳で、知っておくことに、越したことはない。
ちなみに、この「カバチタレ」シリーズで、登場人物たちが行っていることは「非弁行為」ではないかという批判もあるようですね。
この「非弁行為」とは、本来、弁護士でしか行うことが出来ない行為を、弁護士ではない人が行うこと。
その辺りのことは、フィクションとして、楽しめば良いのではないかと思うところ。
行政書士が、この漫画のような仕事をしてくれるものと思わない方が良いということなのでしょう。
僕も、昔、行政書士に興味を持ち、勉強をしてみようかと思って本屋で参考書を買ったことがあるのですが、とても、僕の頭脳では無理だなと、諦めました。
司法試験に合格をする人など、考えられないくらい、頭の良い人。
何年も勉強を続けた上に、結局、司法試験に合格をすることなく、諦めなければならない人も多いのでしょう。
さて、弁護士を主人公にしたドラマは、数限りなく、あるところですが、これまでに見たドラマの中で、個人的に、好きなドラマは「離婚弁護士」と「弁護士・花村大介」の二つ。
「離婚弁護士」は、天海祐希さん主演。
確か、大きな弁護士事務所に所属をするエリート弁護士だった天海さんが、事務所を独立するのですが、その結果、元の事務所に邪魔をされて、本業にしていた大企業を相手にした仕事をすることが出来なくなり、「絶対に、やりたくない」と言っていた離婚案件の仕事をしなければならなくなるんですよね。
とても、良いドラマだった。
もう一つの「弁護士・花村大介」は、ユースケ・サンタマリアさん主演。
確か、「踊る大捜査線」の「真下正義」役で、一躍、役者としての評価を高めたユースケさんの初主演ドラマではなかったですかね。
ユースケさん演じる花村大介は、いわば、腕も無い、実績も無い、弁護士の中でも落ちこぼれに近い。
しかし、なぜか、花村は、有名な大手の弁護士事務所の面接を受けて、採用されることになる。
なぜ、落ちこぼれ弁護士を雇ったのかと言えば、その大手の弁護士事務所にとって「どうでも良い仕事」をさせるため。
例えば、金にならない仕事。刑事裁判の国選弁護人とか。
そして、花村大介は、東大卒で司法試験に合格した秀才ではあるものの、まだ、弁護士に成り立てで、何の実績も無い、いしだ壱成さん演じる弁護士とコンビを組み、落ちこぼれなりに、懸命に、依頼者のために仕事をすることになる。
これも、良いドラマだったので、また、見たいところです。