以前、見そびれた大崎地区にある「硯井の井戸」を見に行ってみました。

 

こちらが、その「硯井の井戸」です。

硯井天満宮から、道路を挟んで、北側にありました。

 

こちらは、井戸の傍らにある説明版です。

 

菅原道真が、太宰府に左遷をされる時、この地に立ち寄ったところ、かつて、海だったこの場所の砂浜の中から、水が湧き出していることに気がつき、

「海ならず たたえる水の底までも 清き心を 月ぞ照らさん」

と歌を詠んだということ。

後に、その人が菅原道真だということを知った村の人たちは、その水の湧き出る場所に井戸を作り、丘の上に天神様を祭ったということ。

 

かつては、手習いや、書き初めに使うために、井戸の水を使ったということのようです。

 

説明版のところに勺が置かれているということは、今でも、この井戸は、使われているのでしょうかね。

 

やや、離れた場所から。

 

入口には、このような表示がありました。

 

こちら、宇野線の線路です。

左の木のあるところに、「硯井の井戸」があります。

 

線路の下をくぐり、反対側へ。

 

このような表示がありました。

 

遠景。

左に見えるのが、常山です。