高橋留美子さんの漫画「らんま1/2」が、新作のアニメになるそうですね。

確か、「うる星やつら」の新作アニメも、少し前に、放送されると話題になりましたよね。

今でも、高橋留美子さんの漫画の人気は高いということなのでしょうか。

もしかすると、新作アニメのターゲットは、今の子供たちというよりも、かつて、「らんま1/2」や「うる星やつら」を見ていた、今の大人たちということになるのかも。

 

 

僕も、当時、新刊が出る度に、第5巻くらいまでは、買って、読んでいました。

しかし、やはり、個人的に大好きな「うる星やつら」「めぞん一刻」には、敵わないところ。

 

内容は、あまりよく覚えていないのですが、主人公の「早乙女乱馬」が、水をかけると、「女の子」になってしまうんですよね。

そして、父の「早乙女玄馬」は、水をかけると「パンダ」になってしまう。

二人は、お湯をかけると、また、元に姿に戻る訳ですが、この「変身」を中心にした、ドタバタコメディ、そして、格闘アクション的な内容だったと記憶しています。

 

高橋留美子さんの漫画の中では、「うる星やつら」で、「男の子」として育てられた女の子、「藤波竜之介」が登場しますよね。

 

確か、江口寿史さんの漫画「ストップ・ひばりくん」は、「女の子のような男の子」が主人公なんですよね。

僕は、漫画は未読で、テレビアニメも見た記憶は無いのですが、なぜか、オープニング主題歌だけは、よく覚えている。

 

 

この「男の子」「女の子」というカテゴリー。

今は、「性の多様性」とか「ジェンダー」の問題に厳しく、こういう漫画のキャラクターは、どういう評価を受けるのでしょう。

 

昔は、「男の子」と「女の子」が、入れ替わるという映画やドラマが、色々とあったような気がする。

有名なところでは、大林監督の尾道3部作の一つ「転校生」でしょうか。

尾美としのりさんと、小林聡美さんの演じる二人の主人公が、確か、階段から転げ落ちたショックで、心が入れ替わってしまうんですよね。

この映画、見たような、見ていないような、記憶が曖昧です。

 

今の時代、「男の子は、男の子らしく」「女の子は、女の子らしく」と言っては、駄目なんですよね。

では、どうやって、子供を教育するのでしょう、と、疑問に思うところ。

もっとも、「外見」と「心」の性別が一致をしない人も多い訳で、そういった人たちに、「○○らしく」と強制するのは、本人にとっては、辛いこと、と、言うことになってしまう。

 

ちなみに、今、パリで行われているオリンピックの「女子ボクシング」で、この「性別」に関する問題が起こり、大きな話題になっていましたよね。

僕は、詳しい事情は知らないのですが、どうも、見た目は、生まれた時から「女性」で、本人も自分を「女性」と認識し、これまで「女性」として過ごして来たのですが、遺伝子には「男性」の要素が入っているという話のよう。

そのため、「女子」ボクシングの選手としては認められなかったということのようですが、中には、その「女子選手」を、「元男性で、性転換をした人」と誤解をする人がいたようで、「元男が、女子ボクシングに出ては駄目だろう」とネットで批判。

その批判をしていた人の中には、有名なYouTuberなどもいたようで、誤った情報がネットで拡散され、大きな問題になったということのよう。

 

なかなか、「性」と「心」の問題は、難しいですよね。

今の漫画のキャラクターでは、こういった問題は、どのように扱われているのでしょうね。