昨日、ニュースを見ていると、コンビニの「ローソン」で、「クレーンゲーム」の設置が始まったというものがありました。

どうも、この「クレーンゲーム」は、外国人観光客に人気で、観光地の近くにあるコンビニなどに設置が進んでいるという話のよう。

外国人観光客は、この「クレーンゲーム」に、お金をつぎ込んで、遊んでくれるということのようです。

やはり、外国人観光客は、裕福な人が多いということ。

 

そして、もう一つ、「ローソン」での「クレーンゲーム」の設置には、理由があるという話。

それは、町の中にある「ゲームセンター」が、今、どんどん、減っているそうですね。

そのため、「クレーンゲーム」を作っている会社としても、コンビニに置いてもらえると、有り難いということのよう。

 

やはり、「ゲームセンター」が数を減らしているのもインターネットの影響のようです。

わざわざ出かけなくても、家で、様々なゲームをすることが出来る。

町の本屋が、どんどん数を減らしているのと同じ現象でしょう。

 

さて、僕が子供の頃、あの「スペースインベーダー」の登場で、ゲームセンターは、まさに、最盛期ということになるのでしょう。

多くの人が「スペースインベーダー」をするためにゲームセンターに押しかけ、まさに、社会現象だった。

今、トラックの荷台に物を載せるため、自動のリフトのようなものが、トラックの後ろに付いてるものがありますが、これは、この「スペースインベーダー」が大ブームになった時に、100円玉を回収するために、作られたのが最初だという話を聞いた記憶があります。

 

当時、毎月、買っていた月刊「コロコロコミック」では、「ゲームセンターあらし」という漫画が連載されていました。

当時、大好きな漫画で、面白く読んでいました。

 

 

 

主人公の「石野あらし」というゲームが得意な少年が、他のゲームが得意なライバルたちと、ゲームで対決をするという物語。

今で言えば「eスポーツ」ということになるのでしょう。

当初は、普通の少年同士の戦いだったのですが、次第に、荒唐無稽、壮大な物語となり、人類の敵などと、命を賭けた戦いをゲームですることになるんですよね。

 

さて、やはり、「ゲームセンターあらし」の特徴としては、なんと言っても「あらし」の繰り出す、必殺技です。

「月面宙返り(ムーンサルト)」

「炎のコマ」

「真空ハリケーン撃ち」

「エレクトリックサンダー」

「水魚のポーズ」

「スーパーノヴァ」

などなど。

よく真似をした遊んだものです。

 

僕自身、実は「ゲーム」というものが大の苦手で、「ゲームセンター」で遊んだという経験も、ほぼ、無いですし、「ファミコン」や「プレステ」も、欲しいと思ったことが無いので、持っていなかった。

友達と一緒にゲームセンターに行っても、僕は、友達がゲームをするのも見ているだけ。

100円を入れても、あっという間に死んでしまうことが分かっているので、僕は、馬鹿らしくて、ゲームをしなかった。

 

ただ、当時、普及を始めていた「パソコン」には興味があったので、親にねだって、PC8801mkⅡを買ってもらった。

この「パソコン」に興味を持ったきっかけが、「ゲームセンターあらし」と同じ作者が描いた「こんにちはマイコン」という本です。

 

 

当時は、「パソコン」ではなく「マイコン」と言ったんですよね。

この本で紹介されていたのは、PC6001というパソコン。

 

さて、PC8801mkⅡを買ってもらって、勉強をしようと思ったのは良いのですが、やはり、僕の頭脳では、何が何だか、さっぱり分からない。

当時、パソコンのプログラムで主流だったのは「ベーシック」という言語で、この8801mkⅡ用の「ベーシック」に関する本も買ってみたのですが、やはり、何とも、よく分からない。

当時、売られていた雑誌「PCマガジン」や「Oh!PC」、「ベーシックマガジン」という雑誌も買っていたのですが、やはり、読んでも、よく分からない。

 

取りあえず、雑誌に掲載されていたプログラムを、そのまま打ち込んでみたりもしたのですが、なぜか、エラーが出て、動かない。

何度、本のプログラムと、パソコンの画面のプログラムを見比べても、どこに違いがあるのか分からない。

 

結局、PC8801mkⅡは、ただの高級ゲーム機になってしまったのですが、それから一年もしないうちに、PC8801mkⅡSRという機種が発売され、この「SR」用のゲームソフトが販売されるようになると、PC8801mkⅡでは、使えないんですよね。

当時は、「Windows」のような共通の基本ソフトがなく、メーカーが違う場合はもちろん、同じメーカーでも、機種が違う、また、同じ機種でも、タイプが違うと、ソフトが使えないんですよね。

だから、ゲームソフトを買う時には、自分が所有している機種のパソコンに、ちゃんと、対応しているのかどうかパッケージを見て、確認をしなければならなかった。

だから、「SR」が発売されると、高級ゲーム機としても使えなくなってしまった。

高いお金で買ってもらったのに、とても、残念だった記憶がある。

 

ちなみに、その後、大人になってから「C言語」に、何度か、挑戦をしたのですが、その度に、挫折。

やはり、独学で勉強をするには、僕の頭脳では無理があるということのようです。

 

さて「ゲームセンターあらし」ですが、コロコロコミックの懸賞に「あらし」のトレードマークである「インベーダーキャップ」があった時に、応募をしたのですが、当然、当たるはずもない。

何と、この「インベーダーキャプ」。

ネットで調べて見ると、今でも、売られていました。

果たして、買う人が居るのでしょうか。