テレ東のドラマ「量産型リコ」の、シーズン3が始まったようですね。

シーズン1、シーズン2は、楽しむ見ましたが、シーズン3は、どうでしょう。

 

主人公は、小向璃子という、これといって特徴のない、平凡な「量産型」の女性。

この小向璃子が、たまたま入った模型屋で、その主人に、プラモデルの作り方を学びながら、プラモデル作りに熱中し、仲間と共に、成長をして行くという物語。

 

毎回、シーズンごとに、出演者は、基本的に、同じなのですが、設定が異なるんですよね。

シーズン1は、会社の中の、ある部署での話。

シーズン2は、スタートアップ企業を目指す、駆け出しの仲間たちの話。

さて、シーズン3は、どういう設定になるのか。

 

さて、この「プラモデル」というもの。

子供の頃は、よく作っていました。

もっとも、手先が不器用で、細かい作業の苦手な僕は、ただ、単に、組み立てるというだけ。

パテや、プラ板などで補正をしたり、プラカラーで色を塗ったりなど、したことがないし、自分に、そのようなことが出来るとも思っていなかった。

 

僕が、作っていたのは、もっぱら、「戦艦大和」「零式艦上戦闘機」を中心にした、軍艦、軍用機が、ほとんど。

組み立てて、部屋の中に飾っていると、そのうちに、壊れる。

壊れたら、捨てて、しばらくすると、また、買ってきて、作って飾る。

その繰り返し。

 

 

この「タミヤ」の「ウォーターライン」シリーズは、軍艦好きには、定番です。

このシリーズで、多くの軍艦を作りました。

 

 

軍用機では、この「ハセガワ」のシリーズも、よく作った記憶が。

 

さて、僕が、子供の頃、「機動戦士ガンダム」のプラモデル、いわゆる「ガンプラ」が、大ブームだった。

多くの子供たちが、この「ガンプラ」を競って買い集め、なかなか、店頭に並ばなかったので、注文をして買う人も多かったよう。

しかし、僕は、当時、そもそも「機動戦士ガンダム」自体に、関心がなく、「ガンプラ」も、たまたま、店頭で見つけたものを、数個、作ったことがあるだけ。

 

さて、当時、この「ガンプラ」に熱中していた子供の多くが、この漫画を読んでいたのではないでしょうかね。

それが、こちら。

 

 

この「プラモ狂四郎」は、主人公たちが、プラモデルを製作し、その自分が作ったプラモデルを、今で言うところの「バーチャルリアリティ」の世界に投入し、実際に、自分が、そのプラモデルに乗って、「バーチャルリアリティ」の中で、相手と戦うという物語。

今から思えば、なかなか、発想が素晴らしいですよね。

そして、主人公たちが、対戦のために製作をするのが、主に「ガンプラ」で、この漫画に登場する、主人公たちが作る「ガンプラ」をモデルに、実際に、自分で作ってみる人も多かったのではないでしょうか。

 

さて、この「プラモ狂四郎」は、「コミックボンボン」という月刊の漫画雑誌に連載されていた。

そして、「プラモ狂四郎」は、「コミックボンボン」の看板作品で、その発行部数の拡大に、大きく貢献をしていたよう。

 

当時、「コロコロコミック」が創刊をされ、「ドラえもん」の人気と相まって、大人気漫画雑誌となっていた。

そして、この「コロコロコミック」と同じコンセプトの月刊漫画雑誌が、いくつか創刊されましたが、「コミックボンボン」も、その中の一つで、他の類似雑誌が、売り上げを伸ばせず、早々に消えて行く中で、「コロコロコミック」の対抗馬になったのが、この「コミックボンボン」です。

それは、この「プラモ狂四郎」の人気が高かったためでしょう。

 

僕は、藤子不二雄が大好きだったので、毎月「コロコロコミック」を買っていましたが、実は、この「コミックボンボン」を買ったことは、一度も無い。

でも、友達の家に行けば、この「コミックボンボン」があったので、時折、友達の家で読んでいた。

 

しかし、この「コミックボンボン」も、無くなってしまいましたね。

むしろ、「コロコロコミック」が、今でも、発行され続けているというのが、凄いことなのかも。