YouTubeで、アニメ「ジャングル黒べえ」が、公式配信されていますね。
第1話から、第6話まで。
子供の頃、大好きで、見ていましたね。
とても、懐かしい。
この「ジャングル黒べえ」は、藤子F不二雄さんが漫画を描いています。
漫画も大好きで、今でも、所有しています。
ちょっと、ネットで、調べてみると、この「ジャングル黒べえ」は、藤子不二雄さんの漫画の中では、珍しく、アニメの企画の方が先にあり、藤子不二雄さんが、漫画の方を依頼されたという経緯のよう。
そして、何と、この「ジャングル黒べえ」は、元々、最初に、アニメの企画を出したのは、あの宮崎駿さんだったそう。
しかし、当時、宮崎駿さんは、まだ、無名の存在で、その企画をテレビ局に持って行ったアニメ会社の人は、「そんな無名の人のアニメなど、駄目だ」と、最初、断られたそう。
そこで、その企画をテレビ局に持って行った人は、とっさに「では、藤子不二雄なら、良いですか」と、知り合いの藤子不二雄さんの名前を出したそう。
テレビ局側も「藤子不二雄なら」と、そのアニメの企画を、受け入れたそうです。
そして、話が、藤子不二雄さんのところに行く訳ですが、宮崎駿さんの企画は、大きく変更され、原型は、ほぼ、残っていないそうです。
そして、基本のコンセプトを元に、藤子F不二雄さんが、設定を膨らませ、物語を考えたという経緯のようです。
さて、この「ジャングル黒べえ」ですが、昔、一時、販売が、控えられていたんですよね。
それは、「黒人に対する差別、偏見」が、考慮されたため。
かつて、他にも「ちびくろさんぼ」など、黒人をモデルにしたものが「差別、偏見」と非難をされ、販売が出来なくなった。
確か、当時、「カルピス」のマークも、変更されたのではなかったですかね。
この時、同じ藤子不二雄さんの漫画「オバケのQ太郎」の中の「国際オバケ連合」という一話が、黒人への差別、偏見と抗議を受け、この話が収録されている本も販売が出来なくなってしまった。
「ジャングル黒べえ」も、「ちびくろさんぼ」も「オバケのQ太郎」の「国際オバケ連合」も、今では、こうやって、問題なく、販売をすることが出来ているよう。
さて、日本人も、かつては、「チビで、メガネで、出っ歯」という偏見を、欧米の人から持たれていたようですね。
今では、この日本人のイメージは、どうなのでしょう。
外国の映画で見る「日本」「日本人」は、昔は、変なものばかりでしたよね。
さて、個人的に大好きなフランスのドラマ「アストリットとラファエル」。
主人公のアストリットの恋人役で、日本人の「タナカ」という男性が、登場をしています。
昔のように、かなり「変」な日本人という訳ではないのですが、どうも、見ていて「これが、日本人?」という感じの、どこか違和感のあるキャラクターです。
恐らく、フランス人の想像する「日本人」のイメージは、この「タナカ」のような人なのかなと、想像をするところ。
この「タナカ」は、物静かな人で、どこか、神秘的な雰囲気もある。
そして、自閉症を持つアストリットにも、十分に配慮をし、思いやりを持てる人物。
フランスの人が想像をする日本人は、こういう人なのでしょうかね。