児島湖松尾鼻付近を、少し、散歩していると、猪の罠を見つけました。
それが、こちら。
猪が、中に入ると、扉が下に落ちるようになっているのでしょう。
接近してみましたが、中に、餌などは、置かれていないようです。
立てかけられた木の棒には、何か、意味があるのでしょうか。
上部は、こんな感じ。
扉は、上に上げられた状態です。
近年、猪の出没が、問題になっていますよね。
これは、山に餌が不足をしているということなのでしょうか。
それとも、単純に、猪の絶対数が増えたためでしょうか。
僕が、子供の頃、よく山の中に入って遊んでいましたが、猪など、見ることが無かった。
もちろん、住宅地の中に猪が出るなどと言う話も、聞いたことがない。
しかし、今では、車で走っていても、大きな猪を見かける時が、時折、あります。
住宅地の中でも、猪が土を掘り返した後が、よく見られます。
幸い、人が襲われたという話は、今まで、聞いたことはありませんが。
近くには、何かの実がなった木がありました。
ミカンにしては、かなり小さい。
こちらは、その隣にあった木。
実の大きさ、雰囲気からして、ミカンだろうと思うのですが。
さて、今の季節、道端に、こういう小さな青い花が咲いています。
この花。
個人的に、子供の頃から、好きなんですよね。
ネットで調べてみると、多分、「オオイヌノフグリ」という花でしょう。
オオバコ科クワガタソウ属の越年草。
路傍や、畑の畦道などで、良く見られる雑草。別名は「星の瞳」だそうです。
さて、この「オオイヌノフグリ」という名前ですが、元々は、外来種だそうですね。
明治初期に、日本に入って来て、全国に広まったということ。
在来種であった「イヌノフグリ」に似ていて、それよりも大きいので「オオイヌノフグリ」という名前がついた。
さて、この「イヌノフグリ」の「フグリ」とは、いわゆる「金玉」のことですよね。
これは、実が、犬の金玉に似ているためにつけられたそうです。
花の形状は、「イヌノフグリ」と「オオイヌノフグリ」では、かなり違う。
ちなみに、「イヌノフグリ」は、「オオイヌノフグリ」に生息地を奪われ、また、人間による開発により、数を、相当に減らしているという話。
在来種が、居なくなってしまうというのは、残念です。