今朝の藤井海岸。
快晴ですが、やや、靄がかかっている。
さて、昨日、三菱マリタイムシステムズで、巡視船「あまみ」が進水したという報道がありました。
昨日の帰り道、岸壁に泊まっていたのを見かけたので、今朝、写真を撮影してみました。
拡大します。
恐らく、この船が、巡視船「あまみ」でしょう。
3500トン型の4番船だそう。
1番船の「みやこ」と、2番船の「おおすみ」は、三井E&Sの時代に、ここで建造されたそう。
ちなみに、3番船「やえやま」は、横浜で建造され、先月、就役したそうです。
全長120メートル、幅は約14メートル。
速度は、25ノット。
ヘリコプターを搭載しない巡視船としては、最大級だそうです。
2025年度に、就役の予定。
さて、少し、余談。
先日、ラジオの「NHKジャーナル」を聞いていると、東北の震災から13年ということで、二日、連続で、サンドイッチマンさんのインタビューを放送していました。
サンドイッチマンのお二人は、確か、仙台の出身で、震災の時には、たまたま、気仙沼でロケをしていて、震災を体験し、津波の被害を目の当たりにしたんですよね。
そして、震災の直後から、復興支援の活動をはじめ、今も続けている。
その震災と、復興について、お二人の思いを、インタビューしていました。
その中で、気になる話が、一つ。
震災では、未だ、行方不明の人も、大勢、居る。
そして、津波で、全てが流され、その行方不明になった人の遺品もまた、何も残っていないという場合も多い。
その行方不明になった人の遺族の人が、「あの人は、本当に、存在をしていたのだろうかと、ふと、思うことがある」と話したそうです。
遺体も、無い。
その人が、生前に、使っていた遺品も、何も無い。
残っているのは、「記憶」だけ。
果たして、「記憶」の中に残るあの人は、本当に、存在をしていたのか。
確かなものが、何も無い。
残された人は、何を頼りに、その人を偲べば良いのか。
辛い話ですよね。
心の整理もつかない。
この世に、生きていた「証」が、何も無い。
しかし、恐らく、多くの人は、皆、死んでしまうと、何も残らないんですよね。
子供が居る人は、遺伝子が、子孫に残りますが、僕のように、子供が居ないと、いよいよ、何も、残らない。
一体、何のために生きてるのかと思わない訳ではないですが、それを考えたところで、仕方が無い。
取りあえず、今を、生きないと。