NHKで「お別れホスピタル」というドラマが始まりました。
主演は、岸井ゆきのさん。
個人的に、大好きな女優さんです。
舞台は、もう、生きて退院をする可能性の少ない患者を診る病棟。
そして、岸井さんは、その病棟で働く看護師。
いわゆる終末医療というものなのでしょう。
いかにして、亡くなるのか。
そこで働く人たちは、精神的に、かなり辛いのではないかと想像します。
さて、このドラマの原作は、漫画で、作者は沖田×華さん。
個人的に、未読なので、内容の判断は出来ない。
そして、この沖田×華さんは、あの「透明なゆりかご」の作者でもある。
こちらも、漫画は未読。
しかし、NHKで放送されたドラマは、名作中の名作だと、個人的に思っています。
このドラマは、中学校か高校で、全ての女の子に見せたら良いのではないかと思うところ。
妊娠をするとは、どういうことなのか。
そして、子供を産むとは、どういうことなのか。
このドラマの冒頭で、印象に残っているシーンがあります。
それは、清原果耶さん演じる主人公に、瀬戸康史さん演じる産婦人科の医師が質問をする場面。
「日本で、一番、多い死因は、何だと思う?」
「それは、中絶だ」
まさか、それほど、中絶をする女性が多いとは。
もし、胎児を、一人の人間と考えれば、中絶が、最も、日本で一番多い死因だということ。
個人的に、大きなショックでした。
子供が欲しくても、なかなか、出来なくて、困っている夫婦が居る一方、中絶で命を失う胎児、そして、生まれても親、その他の大人の虐待で命を落とす子供も居る。
何とかならないものか、と、いつも思っています。