八浜地区を車で走っていると、レンガ造りの古い煙突が見えます。
以前から、気になっていたので、見に行ってみました。
それが、こちら。
この煙突があるのは「藤原酒造」という、お酒を造っている会社のようですね。
ネットで調べると、創業は、1865年。代表銘柄は「亀乃井」ということ
曇り空だったので、写真が暗いのが残念。
そして、この藤原酒造の道を挟んで向かいにも、一本の煙突が。
こちらは「山田醤油」という会社だったようです。
入口の窓に貼られているのは、廃業を知らせる張り紙のようでした。
さて、この藤原酒造、山田醤油のある角を北に延びる道が、「八浜本町通り」で、かつては、この道が、八浜のメインストリートだったのでしょう。
その道を歩くと、「八浜町並み保存」の拠点施設があります。
本町通りから、藤原酒造を見る。
少し、歩くと、こちらが、その「町並み保存拠点施設」。
この家は、元八浜町長、衆議院議員などを務めた藤原元太郎という人の屋敷だったそう。
こちらは、明治8年の八浜の町並みだそう。
どこに、誰が住んでいたのか、書かれています。
こちら、八浜本町通りを、北に見る。
この先にあるのが、児島湖。堤防で淡水化をする前は、児島湾だった。
こちらは、本町通りを、南に。
つきあたりが「山田醤油」です。
明治初めの頃まで、八浜は、とても栄えた町だったよう。
しかし、宇野港、宇野線、そして、三井造船が出来てから、今の玉野市の中心は、宇野、玉方面に移ることに。
確か、昔、戦前に撮影された映画だったと思いますが、当時、有名な役者の出演した映画の一シーンが、この八浜で撮影されたという記事を新聞で見た記憶があります。
それが、どういうタイトルで、どういう役者が出演したのか、記憶に無いのでネットで調べたところ、出てこなかった。
気になるところです。