倉敷市藤戸天城の正福寺に「下津井城」の城門が移築をされているというので、見に行ってみました。
それが、こちら。
日蓮宗のお寺のようで、右手には「南無妙法蓮華経」の石柱があります。
この門が、下津井城から移築をされたものなのでしょう。
少し、離れた場所から。
壁に沿って、このようなものが。
どうも、お釈迦様の生涯を石版にしたもののようです。
正式には「恵光山正福寺」というそうですね。
承応3年(1654)に、建立されたそう。
さて、この正福寺に向かって歩いている途中、もう一つ、目にとまったお寺の門がありました。
それが、こちら。
こちらのお寺は、「真宗大谷派静光寺」です。
この門は、「天城陣屋」の門が移築をされたもののようです。
下津井城が廃城になった時に、城主だった池田由成は、この天城に「天城陣屋」を作り、そちらに移ります。
この「天城陣屋」は、今の天城高校のグランドにあったそう。
この門の脇に、このようなものが。
「天城陣屋の総門」と書かれていて、これは、この門のことでしょう。
そして、「大石良雄の祖母の墓所」とも書かれています。
「大石良雄」とは、あの「赤穂浪士」で有名な「大石内蔵助」のこと。
この大石内蔵助の母は、池田由成の娘だったそう。
意外なつながりを知りました。