漫画原作者の七三太郎さんが亡くなったということを、昨日、兄である漫画家、ちばてつやさんのブログで知りました。

七三太郎さんは、本名は、千葉樹之(しげゆき)さんと言うそうです。

四人兄弟の末っ子で、長男は、「あしたのジョー」を始め、名作多数を描いた漫画家、ちばてつやさん。次男は、「キャプテン」「プレイボール」という名作を描いた漫画家、ちばあきおさん。

天才とも言える漫画家、二人を兄に持ち、自身は、漫画原作者。

ウィキペディアを見ると、「4P田中くん」「風光る」「イレブン」「DREAMS」などの原作を手がけているそうですね。

 

ちばあきおさんの漫画「チャンプ」そして「ふしぎトーボくん」の原作も手がけているそう。

「チャンプ」に関しては、以前、紹介しましたので、今回は「ふしぎトーボくん」について。

 

ちばてつやさん、ちばあきおさんはスポーツ漫画が有名で、七三太郎さんも、スポーツ漫画の原作を多く手がけているということ。

しかし、この「ふしぎトーボくん」は、スポーツものではなく、ちょっと、不思議で、変わった漫画です。

 

 

主人公のトーボ(田中としお)は、動物や植物と会話が出来るんですよね。

しかし、人間を相手にしての会話は苦手。

このトーボが、その不思議な能力を使って、不思議な世界を体験しながら、人間社会にも、何とか、馴染んで行く物語。

ちょっと、変わった内容の物語の漫画だった記憶です。

 

ちばてつやさんは、ちばあきおさん、七三太郎さんという二人の弟を、先に見送ったことになる訳ですよね。

とても、悲しいのではないでしょうか。