今日で、正月休みも終わり。

良い天気なので、荘内地区を、少し、散歩。

近くにあった「式内鴨神社」に行ってみました。

 

こちら、おそらく、旧街道からの入り口。

更に、下にも鳥居がありますが、それは、新しく車道が出来た時に、作られたものなのだろうと想像します。

 

入り口を入って、振り返る。

 

入り口から、少し、上に上ると鳥居があります。

この鳥居には「安政四年」の年号があったようです。

 

鳥居を入り、少し、上ると、右手の公園の中に、このようなものが。

恐らく、左の台座には、お社があったのではないでしょうかね。

 

公園の上には、小さな池があり、その縁に、このような社が。

「龍王神社」と書かれています。

 

こちらも、池の縁にある社。

「厳島神社」と書かれていました。

 

こちら、式内鴨神社の正面です。

 

正面、拝殿と狛犬。

 

狛犬の近くに、百度石が二つ、ありました。

 

拝殿、更に、近づきます。

 

 

このような、小さなお社、石を祭ったものが、境内に、いくつか。

様々な神様の名前が、書かれています。

 

右の二つの説明板は、「鴨神社」についての説明が書かれています。

 

この「鴨神社」は、延喜初年に創建されたそうです。

延喜式神名帳には、児島郡の中で記されているのは、この鴨神社と、下津井にある田土浦坐神社の二つだけだそうで、児島郡内で、最も古い神社の一つだそう。

大和国葛上郡加茂に鎮座する高加茂神社の神様を勧請し、創建されたそう。

鎌倉時代の中期に、宇佐八幡宮を合祀し、八幡宮を名乗ったそうですが、明治2年に鴨神社に戻したそう。

「鴨神社」の前に「式内」とありますが、この「式内」は、神社の長い歴史と格式を表すということのよう。

「延喜式」の「内」ということなのでしょうかね。

 

さて、この式内鴨神社に来て、面白いと思ったのが、狛犬です。

 

この二体の狛犬。

随分と、面白い格好をしていますよね。

後ろ足を立て、お尻を、大きく上げている。

何だか、滑稽な格好ですよね。

台座には「弘化三年」とあったようです。

 

この式内鴨神社にも、地元の人たちが初詣に来たのでしょうが、今日は、もう四日。

参拝客は、居なかったですね。

静かで、良いところ。