大崎地区にある「硯井天満宮」に行ってみました。
ここが、入り口の鳥居。
白い看板には、神社の由緒が書かれています。
菅原道真が、左遷をされて大宰府に向かう途中、ここに立ち寄って、宿泊。
その時に、海辺から、硯の水を取ったので「硯井」という名前が付けられたそうです。
ちなみに、その時、道真が見つけたという井戸が、近くにあるはずなのですが、どこにあるのか、分からなかったです。
また、探してみないと。
その時に、道真が詠んだと言われる歌。
「海ならずたたえる水の底までも清き心を月ぞ照らさん」
鳥居の右にある石柱。
「天満宮硯井道」と書かれているようです。
小高い丘を登ったところに拝殿があります。
ここが「硯井神社」のようです。
可愛い狛犬が二体。こちらは、左側。
こちらが、右側。下の台座には「嘉永」の年号があったようです。
こちらは、「菅公一千年祭記念碑」と書かれた石柱です。
ちなみに、学生服メーカーとして有名な「カンコー学生服」の「カンコー」とは「菅公」、つまり「菅原道真」のこと。
ちなみに、この硯井神社の近くには、「トンボ」という学生服メーカーの会社があります。
このような、古いものも。
こちらは、「百度石」です。
拝殿のアップ。
「玉野歴史街道案内図」という看板がありました。
常山から八浜方面にかけて、歴史に関するスポットが描かれています。
また、歩いてみようと思います。
菅原道真に関しては、各地に残る言い伝えの、どこまでが真実なのか。
この地にも、本当に、菅原道真が立ち寄ったのだろうかとも思いますが、昔から、そう信じられているので、この神社が建てられたのでしょう。
ちなみに、この神社が建てられたのは、文暦元年(1234)だそうです。
鎌倉時代ですね。