倉敷駅の正面を、南に向かって道路を走っていると、美観地区の入り口を過ぎたところに「空飛ぶ車」が展示をされているのが見えたので、見に行って来ました。

 

通りの歩道から、写真を撮影。

中に入って見学をすることも出来るのかも知れませんが、どうも、中に入って行く勇気は無かったです。

 

別の角度から。

やはり、ガラス越しだと、風景が反射をして、見づらいですね。

 

思ったよりも、小さい感じです。

 

外から読めるように、説明のポスターが置かれていました。

 

 

 

さて、ここに展示をされている「空飛ぶ車」。

以前、ニュースで、大分県かどこかで、テスト飛行をしている映像を見ましたが、恐らく、それと同じものなのでしょう。

 

このニュースを見た時、「空飛ぶ車」というのは、ネーミングとして、適切ではないように感じました。

 

「空飛ぶ車」と聞いて、頭の中に思い浮かべるのは、基本的には「車」であり、それに、翼、プロペラなどを付けて、空を飛べるようにした乗り物を想像します。

しかし、ここに展示をされている「空飛ぶ車」と呼ばれている乗り物は、「人を乗せて空を飛ぶ大型のドローン」ですよね。

今、一般に使われているドローンは、人が操縦をしなくても、プログラムによって自動飛行をすることも可能なようですが、もし、この「人を乗せて空を飛ぶドローン」が実用化をすると、自動で、空を飛んで、人を運ぶことが出来る。

これは、とても、便利ですよね。

離島などでも、人の行き来に、この「人を乗せて飛ぶドローン」が使われれば、船で行き来をするよりも、時間もかからず、簡単でしょう。

問題は、「安全性」と「輸送力」ですよね。

ある程度の気象条件に左右されることなく、安定して、大型のドローンを飛行させることが出来るのか。

また、何人くらいの人を乗せることが出来るまで、大型化が可能なのか。

 

個人的には、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のラスト。

マーティーを乗せた、ドクのデロリアンが、ふわりと浮き上がり、空を飛ぶシーン。

これこそ、まさに「空飛ぶ車」ですよね。

もっとも、それはSF作品によく登場する「反重力」のエネルギーでも登場しないと、無理な話ですが。