今朝の藤井海岸。

一時の異常な暖かさは、落ち着いた感じですね。

さて、沖を見ると、三菱重工マリタイムシステムに来ていたのであろう護衛艦が、出航をして行くところでした。

 

 

拡大。中央が、護衛艦です。

煙突から、黒い煙が上がっていました。

ちなみに、右が船首。

このまま、南に向かって、航行して行ったようです。

 

さて、ここから、少し、余談。

 

あの「猿の惑星」の新作が、公開されるそうですね。

第一作目が公開されたのは、1968年ということ。

初めて、この「猿の惑星」を見た時は、ラストシーンが衝撃でした。

まさか、「猿の惑星」が、「地球」だったとは。

 

未だに、新作が公開されるということは、余程、根強い人気があるんですね。

やはり、「高い知能を持った猿」が「人間」を支配しているという設定が、魅力があるということなのでしょう。

確か、原作小説を書いた著者が、太平洋戦争で日本軍の捕虜になった経験があり、その時の体験を元に、この「猿の惑星」を書いたという話だったはず。

つまり「高い知能を持った猿」は、「日本軍兵士」ということ。

 

さて、この「高い知能を持った猿」のような「知的生命」は、この地球の人類以外、この宇宙の他の惑星に、存在をしているのでしょうかね。

地球に人間という知的生命が存在をしている以上、この広い宇宙のどこかに、人間のような知的生命は存在をすると考えるのが自然でしょう。

しかし、恐らく、他の惑星に「生命」が存在をするのは、当然としても「知的生命」というと、どうなのでしょうね。

 

生命の「進化」というものは、「偶然」の積み重ねで、果たして、他の惑星に「生命」は存在をするとしても、それが「知的」に「進化」をする可能性というものは、どれほどあるのか。

地球にしても、恐らく、恐竜が絶命をしなければ、哺乳類の発展は無かったはず。

哺乳類が発展をしなければ、その中から「人類」の進化も無かったでしょうから、今の人間は、地球には存在をしない。

そして、恐竜の絶滅が、巨大隕石の衝突が原因という説が正しいのなら、この「巨大隕石の衝突」という偶然が無ければ、今の人類は居なかった。

つまり、地球には「知的生命」は存在をしないということになる。

もっとも、恐竜自身の中から「知的生命」が進化によって誕生をしていないとは言い切れないですが。

 

さて、哺乳類の中から「人類」が誕生をしたのもまた、「偶然」ということになる。

 

なぜ、人類が知的生命に進化をしたのかということは、今でもまだ、よく分かっていないということのようですが、どうも、これまでに色々と本を読んだり、テレビを見たりしていて個人的に考えたところによると、最も、重要なのは、人類が「直立二足歩行」をするように進化をしたということ。

この「直立二足歩行」をするように人類が進化をしなければ、人類は「知的生命」にはならなかった。

なぜかと言えば、身体の大きさに対して「大きすぎる脳」を支えるのは「直立二足歩行」という姿勢で無ければ不可能。

また、この「脳」が、なぜ、大きく発達をしたのかと言えば、「両手を、自由に使えるようになった」ということが、とても、大きな役割を果たしたという話も。

つまり、まず、人類の祖先が「直立二足歩行」をするようになり、その結果、両手を駆使して、作業をするようになり、その結果、「脳が、大きく発達をした」ということになる。

 

では、なぜ、人類の祖先が「直立二足歩行」をするように進化をしたのか。

これもまた、確かな理由は、分からないということ。

 

これまでに見た、いくつかの説を紹介すると、

「サバンナで生活をするようになったため、早くに外敵を見つけようと、直立二足歩行をするようになった」

「仲間に食料を持って行くため、その食料を両手で持って歩いているうちに、直立二足歩行になった」

「海辺で生活をしていたため、海の中を歩いているうちに、直立二足歩行になった」などなど。

 

この中で「サバンナで生活をするようになったため」という説は、アフリカに出現をした「大地溝帯」が原因という話で、もし、その説が正しいのだとすれば、アフリカに「大地溝帯」が出現をするという「偶然」が無ければ、人類は「知的生命」に進化をしなかったということになる。

 

また、この「直立二足歩行」自体が問題があることのようで、この「直立二足歩行」をする生命は「人類」しか居ない。

と、言うことは、この「直立二足歩行」は、種が生き残るためには不利なのではないかという話も。

つまり、もし、他の生命が「直立二足歩行」をするように進化をしても、その生命が「知的生命」になる前に、絶滅をする可能性が高い。

 

更に、また「脳が大きい」ということも、種の繁栄にとっては不利だという話も。

なぜなら、「脳」という部分は、膨大なエネルギーを必要とする。

つまり、「脳」が大きいということは、それだけ、膨大なエネルギーを必要とする。

これは、個体が生き残るには不利な話。

個体が生き残れなければ、種も絶滅をすることになる。

 

こう考えれば、惑星に「生命」が存在をしても、その「生命」が、「知的生命」に進化をするということは、まさに「奇蹟」なのではないかと思えるところ。

 

果たして、この宇宙に、地球の人類以外の「知的生命」は、存在しているのでしょうかね。