玉野市の東部、「東児」とよばれる地域に、「化粧地蔵」がありました。

以前、このブログでも書きましたが、この「化粧地蔵」は、かつて、八浜の商人たちが、上方の風習を伝えたもので、備前国児島の東部に残ると言われているそうです。

 

お地蔵さんの隣には、しっかりと常夜燈もあります。

 

奇麗に、お地蔵さんに、色がつけられています。

毎年、お盆の前に、地域の子供たちが、お地蔵さんに色を塗るというのが「化粧地蔵」の風習のようですが、今でも、続けられているのでしょうかね。

 

常夜燈には、年号が刻まれていましたが、劣化をして、読み取ることは出来ませんでした。

読めたのは「三月吉日」の部分だけ。

 

お地蔵さんの裏には、なぜか、二つの石と、小さな植木鉢が置かれていました。

植木鉢はともかく、小さな二つの石は、何でしょうね。

 

お花も、供えられています。

今でも、面倒を見ている人が居るということ。

 

ちゃんとした石の囲いがあり、立派な常夜燈があるということは、何か、特別な、お地蔵さんということなのですかね。

 

化粧地蔵は、他にもあるようなので、そのうちに、探して、見に行こうと思います。