先日、いくつかブログを見ていると、昔、郵便ポストとして一般的に使われていた「丸型ポスト」について書かれたものがありました。
それを見て、「そういえば、由加山の参道に丸型ポストが、まだ、あったな」と思い、見に行って来ました。
道の脇に、ぽつんと。
良い感じですよね。
昔、郵便ポストと言えば、この丸型ポスト。
味のあるデザインですよね。
今では、昔に比べると、何のデザインも、味気ないものになっている気がする。
やはり、機能を追求した結果なのでしょうか。
丸型ポストの参道を挟んだ反対側に、この郵便局があります。
児島由加簡易郵便局です。
さて、日本で、この「丸型ポスト」が登場したのは、1901年だそうです。
それから、改良を繰り返し、1949年、「郵便差出箱1号(丸型)」が登場し、これが、最終型だそう。
1970年に、「郵便差出箱1号(角型)」が登場し、丸型ポストの生産、設置は終了したということ。
そして、郵便ポストは、順次、「角型」に置き換えられることになる。
今、この丸型ポストは、その希少性のため、保存をされる傾向もあるよう。
この由加山山道にある丸型ポストも、保存をされることになるのでしょうかね。
さて、由加山に登ったついでに、少し、散歩。
電柱の横に、「児島八十八か所」のための「道しるべ」が。
その近くにも、同じ「道しるべ」がありますが、なぜ、すぐ近くに、二つもあるのか。
どちらかが、別の場所から移されて来たのでしょうかね。
さて、今では、駐車場から、当然、由加神社のある「上」に向かって参拝客は、歩くのですが、車が通る道が出来る以前は、当然、その「下」から、ずっと、歩いて、山を登って来たはず。
その駐車場から下に延びる参道です。
立派な石灯篭があります。
しかし、周囲の草木は生え放題で、もう、参拝客が歩かない道のためか、整備がされていない感じです。
こちらは、反対側の石灯篭。
周囲には、木が、うっそうとしています。
一部、崩れかかっていて、落ち葉が溜まり、掃除もされていない。
何だか、もったいないですね。