今日の朝の藤井海岸。

 

曇り空でした。

午後からは、少し、雨が降りました。

 

今朝は、この船が停泊中。

多分、直島に行くのではないかと。

 

さて、昨日の朝の藤井海岸。

 

やや、明るい空ですが、雲が多い。

そして、車を運搬するのであろう大きな船が、恐らく、田井港に向かって進んでいました。

 

さて、ここを通る船は、島を回り込むように、南から北に向けて進み、それから、東に向けて進路を変更します。

そして、この船が、進路を東に変える直前に、短く、大きな汽笛を、一度、鳴らしました。

恐らく、近くに居た二隻の小さな漁船に、注意を促したのだろうと思います。

 

さて、この「汽笛」には、どういう意味があるのか、ネットで調べてみる。

 

船舶における「汽笛」が、約5秒、鳴らす長音、約1秒、鳴らす短音があり、この長音と短音を組み合わせることで、船舶の意思を知らせるそうです。

これを「汽笛合図」というそうですね。

 

短音一つ「・」で、進路を右に変更。

短音二つ「・・」で、進路を左に変更。

短音三つ「・・・」で、機関を後退にかけているということ。

 

先行する船を、右から追い抜く時、長音二つ、短音一つ「ーー・」。

先行する船を、左から追い抜く時、長音二つ、短音二つ「ーー・・」。

追い越される船が、追い越しに同意をする時、「ー・ー・」。

 

他の船舶の意図、動作を理解できない時、又は、他の船舶が、衝突を回避するための十分な行動を取っていることに疑いがある時の警告信号。

短音を、急速に五回以上。「・・・・・」

 

と、言うことになるそうです。

 

ちなみに、汽笛の音程は、大きい船ほど低く、その音程によって、他船の長さや、排水量を、ある程度、推測できるそうです。

 

かつて、宇野、高松航路にフェリーがたくさん走っていた時は、よく、僕の家にも、汽笛が聞こえていましたが、今では、滅多に聞くことが無い。

あの連絡船の最終便が出航する時も、汽笛が鳴らされ、その音は、僕も、家の中で聞いていました。

これで、連絡船も終わりなんだなと、感慨深く思ったものです。